LOKIARとロジカランドが協業
株式会社LOKIAR(東京都北区、代表取締役CEO:伊藤健太)は、長野県飯田市を拠点とするシステム開発会社、ロジカランド株式会社(代表取締役:青木伸介)と新たな協業を開始しました。この提携に伴い、LOKIARは「長野開発センター」を新設し、物流に特化したSaaS製品「Meech」の機能の拡充と開発速度の向上を目指します。
協業の背景
現在、物流業界は深刻な変革の必要性に直面しています。「2024年問題」と呼ばれるドライバー不足や業務効率化の必要が高まる中、特に食品物流部門では厳格な温度管理や頻繁な小口配送といった対応が求められています。しかし、未だにアナログな管理手法、例えば紙やFAXが広く使用されているため、DX(デジタルトランスフォーメーション)に対するニーズは一層高まっています。
LOKIARの物流管理SaaS「Meech」への需要は急増しており、迅速かつ柔軟な開発体制の構築が不可欠でした。そこで、地域内で根強い実績を持つロジカランドと戦略的な開発拠点として長野県を選択し、今回の協業に至りました。
協業の内容
本協業は単なる業務提携ではなく、LOKIARの製品開発能力を向上させるための戦略的なパートナーシップです。長野開発センターにより開発体制を強化し、ロジカランドの技術力を活用することで、増える顧客ニーズに対応できる開発体制を作ります。
新設された長野開発センターでは、ロジカランドの高い技術力とエンジニアリソースを組み合わせることで、機能追加やカスタマイズの要望に迅速に応えることが可能になります。また、南信地域の強固なネットワークを生かし、「Meech」の導入を加速させると共に、個別の業務に最適化したオーダーメイドの開発も行っていきます。
今後の展望
LOKIARは長野開発センターを基軸として、さらなる開発体制の強化を目指します。ロジカランドとの協力により、エンジニアの採用や育成、技術交流を進め、持続可能な開発組織を構築していく方針です。
今後、受発注の自動化や配送情報の分析、AIを用いた配車計画など、全体のサプライチェーンを最適化する機能を順次実装していきます。これにより、LOKIARが掲げる「欲しい物が、欲しい時に、欲しい人へ届き続ける未来を守る」というビジョンの実現に向けた強力な推進力となります。
両社のコメント
ロジカランドの代表取締役、青木伸介は、「LOKIARとの協業を非常に嬉しく思います。私たちの技術力と地域密着の対応力が、この協業でしっかりと活かされることを確信しています。」と述べました。
一方、LOKIARのCTO 熊谷亮は、「ロジカランドで学んだ高い技術力を新たな開発センターで活かし、迅速な対応が可能となる体制を整備しました。共に、物流業界の発展に貢献していきたいです。」と抱負を語っています。
会社概要
ロジカランド株式会社
- - 所在地:長野県飯田市上郷別府2689-1
- - 代表者:青木伸介
- - 事業内容:Webシステム開発、スマホアプリ開発など
- - 会社HP:ロジカランド
株式会社LOKIAR
- - 所在地:東京都北区王子2丁目26番2号
- - 代表者:伊藤健太
- - 事業内容:企業間物流支援事業(物流BPO×SaaS)
- - 会社HP:LOKIAR
この新しい挑戦が物流業界にどのような変革をもたらすのか、今後の展開にぜひご注目ください。