千代むすび酒造 160周年
2025-11-11 12:41:40

千代むすび酒造が160周年を迎え新たな経営体制に移行

千代むすび酒造が迎える160周年の新たな歩み



1865年に創業した千代むすび酒造株式会社は、2025年に160周年を迎えます。この節目を機に、経営執行体制が刷新され、新しく岡空聡が代表取締役社長に就任することが発表されました。これに伴い、創業以来の伝統を守りつつ、時代に適応した新たな価値の創造へと舵を切ります。

変革の背景



千代むすび酒造は、鳥取県境港市に本社を置き、地域に根ざした日本酒造りを行ってきました。創業当初から地元の酒米と水を使用し、手作業を重視した酒造りに努めてきました。また、1994年には海外市場にも進出し、世界30カ国以上に日本酒を輸出しています。マーケティングや商品開発にも力を入れ、焼酎やウイスキーなどの多様な酒類も製造・販売を行っています。

新社長に任命された岡空聡は、金融業界での経験と酒造りに関する知識を持つ経営者です。銀行でのキャリアを経て入社した彼は、製造部門や営業の現場で培った実践的なスキルを活かし、会社の将来を見据えた経営戦略を掲げています。

創業160周年記念式典の開催



新しい体制のスタートを祝うため、2025年11月16日に「創業160周年記念式典」と「新社長就任祝賀会」が開催されます。このイベントには約300名の招待客が集まり、千代むすび酒造の歩みを振り返る映像上映や新社長の挨拶、特別限定酒の披露などが行われる予定です。式典を通じて、地域社会への感謝と、新体制のもとでの次のステップを共有する機会となります。

地域との連携



新たな代表取締役社長の岡空聡は、地域の皆さまやお取引先、そして消費者の信頼に応え、地域の”なくてはならない存在”となることを目指しています。これまでの伝統と誇りを尊重しながら、地域との強い絆を築き、より良い商品を提供していく決意を示しています。

「鳥取から世界へ」



千代むすび酒造の経営理念は「みんなの幸せ自然の恵みを美味しく楽しく健康づくり」であります。これに基づき、安心安全な発酵商品を提供し続け、顧客の健康と幸福に貢献することを使命としています。新社長の岡空聡は、若い感性を活かして日本酒の魅力を世界に発信し、さらなる成長を遂げることを目指しています。

未来へのビジョン



今後の運営においては、特に若い世代の消費者に対するアプローチを強化し、新たなファン層の獲得を見据えた戦略が求められます。岡空晴夫会長は、人口減少と高齢化が進む中で市場の変化を捉え、新しい時代に即した酒造りを推進することの重要性を強調しています。新社長岡空聡が持つ多角的な視点と経験が、この変化を実現するカギとなるでしょう。

総まとめ



千代むすび酒造は、その150年以上の歴史の中で多くの支持を受けてきました。新たな経営体制のもと、将来的には200年を目指し、伝統と革新を両立させながら、地域だけでなく世界中の人々に愛される酒造りを続けていくことが期待されます。これからも千代むすび酒造の歩みに注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
千代むすび酒造株式会社
住所
鳥取県境港市大正町131
電話番号
0859-42-3191

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