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茨城県陶芸美術館で開催される特別企画展

2025年の初めから夏にかけて、茨城県陶芸美術館にて特別展「ティーカップ・メリーゴーラウンド」が開催されます。この展覧会では、19世紀半ばから20世紀半ばにかけて生み出された陶磁器の数々を紹介し、特にティーウェアやコーヒーウェアを中心に、室内装飾品としての役割を担っていた名品たちが並びます。期待されるのは、ドイツのマイセンやフランスのセーヴル、イギリスのミントン、デンマークのロイヤル・コペンハーゲン、フィンランドのアラビアなど、各国の高名な窯元の作品です。

展覧会の見どころ

この特別展の見どころは何と言っても、そのコレクションの豊富さです。国内の公立美術館として最大規模を誇る岐阜県現代陶芸美術館が所有する近現代西洋陶磁器コレクションから、一堂に会した名品たちを鑑賞できる貴重な機会です。19世紀から20世紀にかけての陶磁器のトレンドを追い、王侯貴族からブルジョワ、大衆へと広がったデザインの流れを体感することができます。

また、マイセンの貼花鳥飾の蓋付カップ＆ソーサーや、セーヴルの「クラウデッド・ブルー」ティーセットなど、見逃せない作品が多数公開されます。これらの陶磁器は、時代の流れを反映し、デザインや技術が進化していく様子を如実に物語っています。

開催概要

• - 展覧会名: ティーカップ・メリーゴーラウンド ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年 ～ 岐阜県現代陶芸美術館コレクション
• - 会期: 2025年2月15日（土）～ 6月22日（日）
• - 会場: 茨城県陶芸美術館 地下1階 企画展示室
• - 主催: 茨城県陶芸美術館
• - 協力: 岐阜県現代陶芸美術館
• - 後援: 笠間市、朝日新聞水戸総局など
• - 開館時間: 9時30分～17時（入場は16時30分まで）
• - 休館日: 毎週月曜日（ただし、一部開館日あり）
• - 観覧料: 一般950円、70歳以上470円、高校生等710円、小中生360円

終わりに

この機会を通じて、19世紀から20世紀の陶磁器の世界観に浸ることができます。ぜひ、茨城県陶芸美術館で開かれるこの展覧会に足を運び、貴重なコレクションを楽しんでください。歴史とデザインの融合を感じることでしょう。

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