農業経営の未来を拓く!4社の連携で担い手農家の課題解決へ
ソリマチ株式会社、一般社団法人農業利益創造研究所、一般社団法人全国農業協同組合中央会(JA全中)、農林中央金庫の4者は、日本の農業の未来を創造するため、パートナーシップ協定を締結しました。
この協定は、「担い手農家へ新しい出会いを創造する社会基盤を作る」「担い手農家の経営課題を解決して、所得向上を実現する」という共通の目標を掲げ、4者共同で研究・実践していくことを目的としています。
協定締結の背景には、日本の農業を取り巻く厳しい現状があります。担い手不足や高齢化、所得の低迷など、多くの課題が山積しており、持続可能な農業経営を実現するためには、新たな取り組みが求められています。
4者は、それぞれの強みを生かし、担い手農家の経営課題解決に貢献していきます。具体的には、以下の3つの取組事項について、共同で研究・実践を進めていきます。
1. コンサルティング機能の高度化
・ 担い手農家の経営管理の基礎である品目別収支管理を始め、生産管理システムとの連携などを含めた、より広範な新サービスの提供を検討します。
・ JAグループによる高度なコンサルティングサービスの提供に向け、共同で研究を行います。
2. 記帳代行の効率化
・ 担い手農家向けに会計業務の負担軽減に繋がる便利なサービス提供を研究します。
・ JAによる担い手農家向けの記帳代行業務の効率化策も実現するべく、共同で研究を行います。
3. 担い手農家の農業データの利活用
・ 担い手農家の農業データを集計・分析し、それを適切に利活用するための検討を行います。
・ 担い手農家に新たな価値を提供するべく、共同で研究を行います。
4者は、これらの取り組みを通して、担い手農家の経営改善を支援し、日本の農業の活性化に貢献していくことを目指しています。
今年度は、実証実験等を通じて、これらの取り組みの有効性を検証していく予定です。今後、4者の連携により、日本の農業がどのように進化していくのか、注目されます。