大丸松坂屋百貨店の取り組み:GO GREENプロジェクト
ファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress」を運営する大丸松坂屋百貨店が、持続可能な消費を促す新たな取り組み、「GO GREENプロジェクト」をスタートさせることを発表しました。このプロジェクトは、2025年11月28日(金)に開催されるグリーンフライデーに合わせて行われ、一般社団法人シェアリングエコノミー協会やシェアサービス事業者19社と連携して実施されます。
グリーンフライデーとは
本プロジェクトの一環であるグリーンフライデーは、毎年11月第4金曜日に行われるブラックフライデーに代わる、サステナブルな消費を促進することを目的としたイベントです。大量消費を推進する一方で、モノを大切にし、長く使うことを啓発するための機会を提供します。この取り組みを通じて、消費者に環境への配慮を意識してもらうことを目指しています。
GO GREENプロジェクトの概要
「GO GREENプロジェクト」は、持続可能な選択について考えるきっかけを提供することを目的として、今年で4年目を迎えます。このプロジェクトでは、2025年11月25日(火)から30日(日)の期間中、関係者がグリーンのロゴを使用し、サステナブルな選択肢についての情報を発信します。
消費者の選択肢が増える現代において、私たちに求められているのは、ただ単に物を買うのではなく、それをどう活用するかという視点です。「GO GREEN」というテーマのもと、参加企業とともに、消費の新たな形を模索していきます。
シェアリングエコノミーの普及を目指して
消費の選択肢が増える中、大量生産・大量消費から脱却し、サステナブルな消費への移行が求められています。このプロジェクトでは、特にシェアリングエコノミーに注目し、消費者に対してシェアサービスの利用を促進することで、新しい消費スタイルを提案します。
また、アナザーアドレスは“Fashion New Life”をテーマに、ファッションやアートを通じて人々に元気と楽しさを提供しつつ、環境に優しいビジネスモデルへの転換を目指しています。これにより、持続可能な未来を実現するための取り組みとして、廃棄物を減少させる経済システムに注力しています。
アナザーアドレスの循環型ファッションプロジェクト「roop」
昨年8月、アナザーアドレスは環境省の支援を受け、服の廃棄を減らし、寿命を延ばす循環型プロジェクト「roop」を立ち上げました。このプロジェクトは、お客様から回収した衣類をアップサイクルし、再びレンタル可能にするという循環が特徴です。このような取り組みを通じて、持続可能なライフスタイルを提案していきます。
キャンペーンの実施
今回の「GO GREENプロジェクト」では、アナザーアドレスの無料会員や新規ユーザー向けに、特別キャンペーンも併せて実施します。キャンペーン期間中にクーポンコードを利用することで、スタンダードプランが特別価格で利用可能となります。これにより、より多くの人々にサステナブルな選択を促進し、ファッションの楽しみを体験してもらうことを目指しています。
まとめ
大丸松坂屋百貨店の「GO GREENプロジェクト」は、持続可能な消費とシェアリングエコノミーの普及を目指す重要な取り組みです。参加企業との連携を強化し、消費者に向けたサステナブルな選択肢を提案し続けることで、未来のファッション業界の在り方を変革していくことでしょう。