生成AIを活用した銀行業務の未来を探る富士山・アルプス アライアンス発表会
銀行業務の未来を築く共創の場
2024年3月6日、東京都港区のブレインパッド本社で「富士山・アルプス アライアンス 生成AIアイデア共有発表会」が開催されました。本イベントは山梨中央銀行、静岡銀行、八十二長野銀行の三行の代表者が参加し、生成AIの業務での活用に焦点を当てたアイデアや課題の共有を目的としています。
実務視点に基づいた新しい挑戦
発表会では、各銀行から9つのチームが生成AIに基づく具体的なアイデアを発表しました。これにより、参加者同士が意見交換を行い、実務的な視点からの生成AIの活用手法を探求することができました。たとえば、山梨中央銀行は「インサイト営業を支える顧客情報みえるくん」を提案し、顧客データの整理や分析を通じて営業活動の効率化を図ります。このようなアイデアは、業務の改善だけでなく、顧客満足度の向上にも寄与することになります。
静岡銀行からは、「SmartCHeck」といった全自動化による業務革新の提案があり、さらには生成AIによるカスタマーサポートセンターのVOC分析も取り上げられました。これにより、より高品質な顧客対応が実現できるでしょう。
八十二長野銀行は、業務の品質を高めるために「業務品質ナレッジAI」というアイデアを発表し、AIが組織のレジリエンス向上に貢献できることを目指しています。また、「将来業務シミュレーター」を利用することで、予測困難な業務の統合や共同化を事前に防げる取り組みも促進される見込みです。
地方銀行の特性を考慮した意見交換
発表会では、地方銀行ならではの課題に対する率直な意見交換も行われ、様々な視点から生成AIの活用法が議論されました。特に地方銀行の人員構成や業務特性を踏まえた活用方法が多くの参加者の関心を集めました。
「アライアンスを通じた知見の共有」は、参加した銀行だけでは得られない貴重な情報源となります。異なる銀行の実務者が集まり、それぞれの経験やノウハウを共有し合うことで、業務の高度化や生産性向上に向けた新たな道筋が見えてきます。
今後の展望
発表会の成果を受けて、各銀行は生成AIの活用についてさらに深く考え、具体的なアイデアを実施に移す連携を進める意向を示しました。また、参加者は取り組むアイデアだけでなく、抱える課題や工夫点についても共有し続け、実務に近い学び合いの場を維持することを目指します。これにより、スキルとノウハウのさらなる共有が進むことが期待されています。
このように、富士山・アルプス アライアンスは、生成AIの実践的な活用を推進する重要なステップとして、今後も多くの可能性を秘めた活動を続けていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社山梨中央銀行
- 住所
- 山梨県甲府市丸の内1-20-8
- 電話番号
-
055-233-2111