賃貸管理・不動産仲介業務のDXを推進する株式会社ビジュアルリサーチと、暮らしのコネクトプラットフォーム「homehub」を提供する株式会社ビットキーは、賃貸管理システム「i-SP」と「homehub」の連携を6月27日より正式に提供開始しました。
今回の連携により、これまで管理会社スタッフが手動で行っていたデジタルキーの発行・権限削除作業が自動化されます。賃貸管理システム「i-SP」に登録された物件情報や入居者情報は「homehub」に連携され、入居者へのデジタルキー発行が可能になります。さらに、i-SP上で退去日が登録されると、発行されたデジタルキーは自動的に削除されます。
従来の手作業によるデジタルキー管理では、入退去に伴う作業に多くの時間と労力を要していました。しかし、今回の連携によって、デジタルキーの自動発行・権限削除が可能になり、管理スタッフの業務効率化が期待できます。重複入力の解消によるミス削減も大きなメリットです。
ビジュアルリサーチが提供する「i-SP」は、4,000社以上の導入実績を持つ賃貸管理システムです。台帳管理から契約、運用管理まで、賃貸管理業務全般をサポートしています。オンプレミス型なので、柔軟なカスタマイズにも対応可能です。登録部屋数が10,000戸以上でも高速処理が可能なため、大規模な物件管理にも適しています。
一方、ビットキーが提供する「homehub」は、暮らしとサービス/モノの間に存在する分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームです。「homehub」は、ビットキーのサービスやモノだけでなく、さまざまな製品やサービスと連携することで、シームレスな暮らしを実現します。
今回の連携は、賃貸管理業務の効率化だけでなく、入居者の利便性向上にも大きく貢献する取り組みです。今後、両社は連携システムの拡大を予定しており、賃貸管理会社のニーズに応じたサービス提供を目指しています。