イトーキの新テーブル
2019-07-01 12:10:05
株式会社イトーキが新しいタッチセンサーで革新する会議環境
株式会社イトーキが新しいタッチセンサーで革新する会議環境
株式会社イトーキは、同社の「フェイスアップテーブル」にザイトロニック製の高性能タッチセンサーソリューションを採用したことを発表しました。この新しいテーブルは、会議におけるコミュニケーションを加速させるために設計されています。イトーキの代表である平井嘉朗社長が率いるこのプロジェクトは、タブレットのような使用感と高い信頼性の両立を目的としています。
フェイスアップテーブルとは?
「フェイスアップテーブル」は、48インチの大画面を搭載し、複数人で容易に操作・閲覧できる設計です。このテーブルの特長として、10点のマルチタッチ機能により、ユーザーが同時にインタラクティブに画面を操作できます。これにより、リアルタイムで意見の交換や意思決定が可能になり、効率的な会議を実現します。また、直感的なコラボレーションソフトウェアが用意されており、スタイリッシュなプレゼンテーションをサポートします。會議中の飲み物や資料を置けるスペースも考慮されており、フルフラットな天板がその機能性を高めています。
ザイトロニック製タッチセンサーの特長
今回採用されたタッチセンサーは、ザイトロニックの「ZyBrid®」マルチタッチセンサーと「ZXY200™」コントローラーです。これらは高耐久性と信頼性を備えており、多人数での同時操作が可能です。さらに耐水性や耐熱性にも優れ、屋内外問わず幅広い用途で活用されてきました。特に、タッチパネルは厚いガラス製天板の下でも高い感度を保ちながらスムーズに操作ができるため、実用性が高いと評価されています。
ユーザーの利便性向上に寄与
株式会社イトーキのICTソリューション開発室の西森俊也氏は、同社のテーブルがどのように顧客の仕事を簡素化できるかを強調しています。資料の作成から会議中の情報共有に至るまで、この新しいテーブルは業務効率を格段に向上させることが期待されています。
聴講者として多くの意見を中立的に集められる環境を提供することで、会議の質が改善される点も見逃せません。この理念は、まさに「明日の『働く』を、デザインする」というイトーキのミッションとも一致しています。
競争力の維持と技術革新
ザイトロニックのセールス・マーケティング担当ディレクターであるイアン・クロスビー氏は、タッチセンサー技術がユーザーの要求に柔軟に対応していることも強調しています。特に、タッチパネルが指先の滑らかな操作を実現するため、使い勝手の良さを際立たせます。また、特定の環境条件においても耐えられる高耐久性の製品として、多くの導入実績を持つことが他社との差別化要因となっています。
このような革新型製品を市場に提供することにより、イトーキとザイトロニックはお互いにとって最良のパートナーシップを築いていくことでしょう。
今後の展望
「フェイスアップテーブル」は、企業の会議室やコワーキングスペースにおいて、利用者の働きやすさを改善するための一助となることが見込まれます。今後も、このテーブルが提供する新しい仕事のスタイルや影響力に注目していきたいところです。
この製品に関する詳細情報はザイトロニックの公式Webサイトにて公開されており、さらなる興味を引き起こしています。これにより、今後の企業運営やオフィス環境の新たな形が形作られることが期待されています。
会社情報
- 会社名
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Zytronic Displays Ltd.
- 住所
- 東京都港区北青山2-7-26フジビル28 2階
- 電話番号
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