未来の海を守る活動報告
2024-11-15 14:49:10

宮崎の小学生が海洋教育の成果を発表!未来の海を守る活動に300人が感動

宮崎の小学生が未来の海を守る!海洋教育プログラム成果発表



2024年11月10日、宮崎県延岡市の上南方小中学校で、6年生19名による海洋教育プログラム「海と上南方小プロジェクト~海の学校2024~」の成果発表会が開催されました。このプログラムは、一般社団法人海と日本プロジェクトinみやざきが中心となり、学校と連携して実施されたもので、子どもたちに海の大切さを伝え、未来への行動を促すことを目的としています。

6ヶ月間の取り組み

4月から9月までの半年間、児童たちは計6回の学習や体験を通して海の知識を深めました。山と川と海のつながり、海の恵み、海洋問題、海の環境と生態系など幅広いテーマを学習。さらに、島野浦学園との交流学習や延岡の伝統漁法である地引網漁体験、シーカヤック体験などを通して、実践的な学びを積みました。これらの体験を通して、海への理解を深め、未来の海に対する向き合い方を考える機会を得たようです。

300人が集まった発表会

発表会は、学校主催の「いちいがし発表会」の一環として行われ、保護者や地域住民など約300人が参加しました。山崎直人アナウンサーが海と日本プロジェクトの概要を説明した後、児童たちは6ヶ月間の活動内容を報告。温暖化による影響、未利用魚の増加問題、海洋ごみ問題など、深刻な海の課題について、調査結果や解決策を提示しました。特に、海岸清掃で拾ったごみを展示し、ごみが海を汚染し、最終的には自分たちの健康にも悪影響を及ぼすことを訴えた発表は、来場者に強い印象を与えました。

児童たちのメッセージ:「美しい海を残そう!」

児童たちは、発表を通して「美しい海を残そう!」という強いメッセージを発信しました。このメッセージは、今後の活動の指針となる「海と日本・上南方美海プロジェクト」のテーマにもなっています。発表後、保護者からは感謝の言葉が多数寄せられ、中には「ごみの持ち帰りについて、改めて意識を変えられた」という声も聞かれました。

オリジナルストラップで感謝を込めて

プログラムの一環として行われた海岸清掃で拾った貝殻と学校のシンボルである「いちいがし」の実を使って作成されたオリジナルストラップが、来場者全員に配布されました。ストラップには、活動内容や海と日本プロジェクトのウェブサイトへのQRコードが記載されており、情報発信の工夫も凝らされていました。

児童たちの声

発表会に参加した児童からは、「保護者や地域の人たちに伝えられてよかった」、「海の現状と、私たちに何ができるのかが分かった」、「ごみを減らすために努力している」、「海をもっと好きになりたい」といった感想が聞かれ、プログラムが児童たちの意識改革に大きな影響を与えたことがうかがえます。

未来への展望

このプロジェクトは、単なる海洋教育プログラムにとどまらず、地域社会全体を巻き込んだ海の環境保全活動へと発展する可能性を秘めています。児童たちの熱意と行動力は、未来の海を守る上で大きな力となるでしょう。今後の活動にも期待が高まります。

一般社団法人 海と日本プロジェクトinみやざき

URL: https://miyazaki.uminohi.jp/

日本財団「海と日本プロジェクト」

URL: https://uminohi.jp/


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。