空き家問題解決へ結束、ハウスバードとバリュークリエーションが業務提携
業務提携の背景と目的
2023年10月、ハウスバード株式会社とバリュークリエーション株式会社が業務提携を結び、空き家の有効活用を推進し、社会的な課題解決に向けた協力を開始しました。ハウスバードは「1日から貸せる家」というブランドで、空き家や遊休不動産を宿泊施設に再生する事業を展開し、今までに全国で60棟以上の物件をプロデュースしています。
一方、バリュークリエーションは、解体支援プラットフォーム「解体の窓口」を通じて、老朽化した空き家の解体をサポートしています。両社が提携することで、空き家の所有者には「解体」または「再生」という選択肢を提示し、多角的な支援を実現することができます。この協業によって、地域経済の循環と持続可能なまちづくりを目指しています。
提携の具体的内容
今回の提携は、以下のような具体的な事業連携を含みます:
- - 「解体の窓口」利用者への提案:ハウスバードは、民泊や簡易宿所として利用可能な空き家を持つユーザーに対し、自社の宿泊施設プロデュースサービスを紹介します。これにより、空き家を新たな観光資源として活用できる可能性が広がります。
- - ハウスバード利用者への解体支援:ハウスバードの顧客に対しては、再建や構造変更が必要なプロジェクトにおいて、バリュークリエーションの解体業者の選定支援を行います。これにより、オーナーは最適な解体業者を横断的に選定できるメリットがあります。
- - 相互送客によるシナジー:両社の顧客基盤を活用した相互送客を行い、顧客に対して最適な利活用プランを提案し、双方のサービスの満足度向上を目指します。
今後の展望
日本には900万戸を超える空き家が存在し、その問題は単なる不動産にとどまらず、地域経済や治安にも影響を及ぼします。ハウスバードとバリュークリエーションの提携を通じて、空き家の流通促進と資産価値向上を図り、地域の活性化と観光資源の創出に寄与することを目指しています。
両社は今後も連携をさらに強化し、空き家や古家の有効活用を通じた持続可能な社会の実現に向けて邁進し続けます。
企業情報
バリュークリエーション株式会社
- - 代表者: 新谷 晃人
- - 所在地: 東京都渋谷区恵比寿1-18-14恵比寿ファーストスクエア9階
- - 設立: 2008年4月1日
- - 証券コード: 9238
- - 公式URL: バリュークリエーション
ハウスバード株式会社
- - 代表者: 浅見 清夏
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 新宿住友ビル31階
- - 設立: 2016年9月
- - 公式URL: ハウスバード
まとめ
ハウスバードとバリュークリエーションの業務提携は、空き家問題への新たなアプローチです。両社の専門的な知識と経験を活かし、より良い地域作りと持続可能な社会を一緒に実現していくお手伝いをいたします。