AI Samuraiとトヨタ、知的財産の未来へ
株式会社AI Samuraiは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)との共同出展が決定した「2025知財・情報フェア&コンファレンス」に注目が集まっています。この展示会は、9月10日から開催され、知財業務を革新するAIソリューションが新たに紹介されます。
AI Samuraiは、自社のAI技術を駆使して特許業務支援ツール「AI Samurai ONE」に4つの新機能を追加しました。これにより、特許業務に伴う様々なボトルネックを解消し、業務効率を劇的に向上させることを目指しています。
特許業務を一新する新機能
1.
拒絶理由通知対応
この機能は、特許出願において重要な拒絶理由通知に対してAIが強力にサポートします。利用者が出願情報と先行技術を入力すると、AIが自動的にクレームチャートを生成。相違点を明確にし、最適な請求項の修正案を提案します。これにより、手作業の負担が軽減され、対応時間が劇的に短縮されます。
2.
IdeaBox
アイデア管理を効率化するこの機能は、散在するアイデアを自動で整理・構造化し、課題と解決策のペアリングを行います。このプロセスにより、特許性のある発明の創出が加速され、特許化までの流れをスムーズに進めることができます。
3.
発明提案書による特許文書作成
この機能では、発明提案書をアップロードすることで、自動的に特許文書が生成されます。これまで時間を要していた文書作成業務を効率化し、高品質の文書を迅速に作成できるようになります。
4.
クリアランス調査
新製品の開発時に不可欠なクリアランス調査を行うこの機能では、AIが関連特許文献を迅速に分析し、侵害リスクを評価します。この事前評価によって、開発初期から法的リスクを把握し、安全に事業展開をするサポートを行います。
プレゼンテーションとセミナーの開催
AI Samuraiは、展示会内で多様なセミナーを開催します。特に注目は、代表取締役の白坂が登壇するプレゼンテーション「知財×AI」で、新たな発見と共創の未来を提唱します。これは9月12日(金)16:05より東京ビックサイトで行われ、AI技術がどのように知的財産業界に変革をもたらすのか、最新の事例が発表されます。
未来を見据えた協業
今回の共同出展により、AI SamuraiとTTDCは「知財×AI」の未来を広める場を設けます。双方の技術と知見を組み合わせることで、知財ソリューションの開発を加速させる姿勢が見て取れます。
この「2025知財・情報フェア&コンファレンス」は、国内最大規模の知財関連の展示会として知られており、過去には多くの企業や組織が参加し、活発な情報交換と商談が行われてきました。そこで新たな知識を得ることができる貴重な機会です。
知財業界の最前線を体感できるこのイベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。AI Samuraiの最新のAI知財ソリューションが、未来の知財戦略の指針となることでしょう。