イー・アソシエイツ、AIを駆使した株主総会支援サービスを開始

株主総会を効率化する新サービス「smartQA」

2024年11月25日、イー・アソシエイツ株式会社（以下、eA）は、株主総会や決算説明会における質疑応答の準備をサポートする新たなサービス「smartQA」の提供を発表しました。このサービスは、AIを駆使した想定問答集の自動生成機能を搭載しており、上場企業における投資家とのコミュニケーションの質を高めることを目的としています。

「smartQA」の背景と特長

eAは、IR/SR支援の経験が20年以上にわたり、その知見を基に「smartQA」を開発しました。このサービスは、オルツが提供する大規模言語モデル「LHTM-2」を活用しており、正確性や情報の秘匿性に優れた仕組みを実現しています。これは、上場企業にとって非常に重要な要素であり、想定問答生成にかかる時間を大幅に短縮し、準備の質を高めることが可能です。

具体的な機能

正確な回答の生成

「smartQA」は、特定の企業から学習されたデータに基づいて想定問答を生成します。これにより、不必要な情報を参照せず、AIの生成による「ハルシネーション」を防ぎます。

アウトプットのパーソナライズ

オルツの技術を応用し、ユーザーの利用状況を学習することで、サービスが利用されるほどに個別化された出力が得られます。これにより、企業ごとの独自のニーズに対応した質疑応答が可能となります。

簡単な情報蓄積

情報は手動でのファイルアップロードに加え、Web情報の自動収集機能を用いたオートクロールによっても蓄積できます。これにより、最新の情報を元にした質疑応答の準備が常にキープされます。

対話型検索システム

拡張検索生成技術（RAG）を活用した検索エンジンを装備しており、株主総会の想定問答作成だけでなく、様々な用途に情報を活用することができます。

練習機能

AIが生成した質問に対し、音声認識を用いて自分の応答を練習することができるため、株主総会に向けた準備がより一層進められます。

安全性と拡張性

このプラットフォームは、顧客専用に独立したシステムを構築しているため、情報漏洩のリスクを低減します。また、学習情報を有効活用することで、今後のさまざまな場面での活用が期待されています。

プランと提供開始日

エンタープライズプランでは、30同時接続ライセンスが利用可能で、月額利用料は120万円（税別）となります。
本サービスの提供は2024年11月25日から開始です。興味のある方は、ぜひお問合せください。デモサイトを通じて、実際の機能を体験していただけます。

企業情報

イー・アソシエイツは2000年に設立され、IR業界で特化したコミュニケーションサービスを提供するエキスパートカンパニーです。これまでに450社以上の顧客にもご利用いただいており、IR説明会の実施件数は年間約2,400件にのぼります。eAは、今後も企業のIR活動を支援する革新的なサービスを追求し続けていくことでしょう。