見逃せない!KengakuCloudの調査結果
住宅業界専用の来場集客ツール「KengakuCloud」を提供している株式会社ビズ・クリエイションが、新たに実施した調査の結果が興味深いものとなりました。この調査は、同社が持つ集客イベントの来場予約データを基に、消費者の行動トレンドを探ることを目的としています。調査期間は2023年9月から2024年4月で、41,729件のイベントにわたるデータが分析されました。
調査から見えた消費者行動の変化
近年、特にコロナ禍以降、消費者は来場予約を前もって行う傾向が強まってきました。そのため、週末や休日の計画を立てる際にも、事前の予約を重視するようになっています。特に、見学系のイベントでは、以前は開催日当週の予約が一般的でした。しかし、最近では1週間以上前からの予約が増えるなど、早めの行動が見られます。
一方で、セミナーや相談会では、予約が1ヶ月から2週間前に集中していたのが、最近では数日前や直前にキャッチアップするケースも増加しています。この変化は、消費者がより計画的になっていることを示しています。
営業時間外の予約が46%を占める
調査で特に注目すべきは、実に46%の予約が営業時間外—つまり、19時から翌朝9時にかけて行われているという事実です。これは、多くの顧客が仕事終わりの時間帯や家庭でのリラックスタイムを利用して、次のレジャーの計画を立てていることを反映しています。週末の木曜日から土曜日にかけての予約が最も集中しているのも、その証拠です。これらのデータは、企業側が営業時間外の予約に対する対応を見直す必要性を示唆しています。
KengakuCloudの機能と利便性
KengakuCloudは、住宅会社が集客業務を全てワンストップで管理できるプラットフォームです。多様な集客イベントが開催可能で、リアルタイムで担当者のスケジュールを反映させ、即時に来場予約を確定することができます。このシステムを用いることで、最大限の来場予約を受けつけることが可能となります。
さらに、予約をした方にのみ詳細マップを提供する「予約承認制」や、無人見学、オーナー邸見学、ChatGPT連携機能を搭載しており、集客業務をさらに効率的に行うことができます。また、集客業務をアウトソースするオプションもあり、企業はより高い成約率を目指すことが可能です。
株式会社ビズ・クリエイションの概要
この調査を行った株式会社ビズ・クリエイションは、住宅業界に特化した広告会社であり、2016年に住宅見学マッチングサービス「iemiru」を、2017年にはKengakuCloudをリリースしました。住宅業界における新しい情報インフラの構築を目指して、様々な機能を追加しながらサービス展開を行っています。
このように、住宅業界における集客手法は進化を遂げており、KengakuCloudの導入企業は現在1,600社、累計予約数は150,000件を突破しています。今後の展開にも注目です。