WHO神戸センターが開催するWKCサマースクール
兵庫県神戸市を拠点に活動するWHO健康開発総合研究センター(通称:WHO神戸センター)では、地域貢献の一環として学生を対象にした特別なプログラム「WKCサマースクール」の参加者を募集しています。本プログラムは、国際保健分野での将来のリーダーシップを育てることを目指しており、今年で4回目の開催となります。
開催テーマは「Health for All: Time for Action – From Youth Awareness to Hopeful Futures」。このテーマのもと、世界的な健康問題を理解し、解決に向けたアイデアを探求することが目的です。サマースクールは8月の期間中、2週間にわたって実施されます。
参加者は、他の学生とのグループディスカッションや、専門家からのフィードバックを受けることができます。また、地域の医療機関での実地研修を通じて、現場での経験を積むことも期待されています。プログラムの最後には、参加者が自らの研究成果を発表するフォーラムも設けられており、これは8月24日に予定されています。このような貴重な機会を通じて、国際保健や地球規模の健康問題に深く関心を持つ学生たちが自己の興味を形にすることができます。
応募要項と重要日程
2025年のサマースクールは、以下の日程で行われることになっています。
- - プログラム日程:2025年8月11日(月)〜15日(金)、及び8月18日(月)〜22日(金)
- - フォーラム日: 2025年8月24日(日)
このプログラムに参加を希望する方は、高校生から大学院生(留学生を含む)まで広く募集しています。興味のある方は、指定のウェブサイトでプログラム内容や応募方法を確認し、締切の7月25日(金)までに応募手続きを行ってください。なお、応募者が定員を超える場合には、書類選考が行われますのでご注意ください。
WHO健康開発総合研究センターとは
WHO健康開発総合研究センターは、ジュネーブのWHO本部に属し、国内外の学術機関と連携してユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)や災害・健康危機管理に関連する問題の解決に取り組んでいます。このセンターは、阪神淡路大震災の復興を記念して設立された背景があり、地域と密接に関わった活動を行っています。
このサマースクールは、国際保健の知識を深めるだけでなく、参加者間のネットワークを広げ、多くの価値ある経験を提供する場となるでしょう。興味がある方々は、ぜひ勇気を持って応募してみてください!