辛丑の限定酒
2020-11-16 12:35:32

十二年に一度の特別限定酒「干支図象辛丑」の魅力とは

十二年に一度の特別限定酒「干支図象辛丑」の魅力とは



2020年11月16日、兵庫県丹波市にある株式会社西山酒造場から新たな特別限定酒、「小鼓 干支図象 辛丑(えとラベルかのとのうし)」が発売されます。この新しい酒は、酒米の新品種「Hyogo Sake 85」を使い、毎年変わる独自のデザインも多くの人々から愛されています。特に2020年は、発売から記念すべき12年目という特別な年でもあります。

新酒米「Hyogo Sake 85」の特徴



「Hyogo Sake 85」とは、兵庫県が32年にわたり開発した新しい酒米です。この酒米は、酒米の王様「山田錦」と水原258号の交配によって生まれました。山田錦と同じレベルの高品質を誇る酒米であり、その栽培は冷涼な気候に適しており、田植えから収穫までの期間も短い点が特徴です。

また、この酒米は米の溶けが良く、削る必要が少ないため、搾った後の酒粕が少なくて済みます。その結果、華やかな香りとともに、すっきりとした飲み口に仕上がります。この特性は、純米大吟醸としての品質をさらに高めてくれる要素となるでしょう。

芸術家綿貫宏介氏による特別ラベル



今回の「干支図象辛丑」には、芸術家の綿貫宏介氏が手掛けた特別なラベルが施されています。日本に古くからある撫牛の風習をモチーフにしており、この牛像に触れることで健康を願う思いが込められています。これは、豊かな一年を迎えるためにでもあります。

商品概要と販売イベント



新酒は1800mlで3,200円、720mlで2,000円(税抜)での提供となります。また、2020年11月28日(土)・29日(日)には、同社主催の「干支ラベル辛丑酒祭」が開催されます。このイベントでは限定酒の試飲販売やハズレなしの抽選会、人気の純米酒粕やリキュール、ノンアルコールなどが特別価格で提供されます。

新型コロナウイルス感染症対策も徹底し、参加者が安心して楽しめる環境が整えられています。

西山酒造場の理念



西山酒造場は1849年に創業して以来、兵庫県丹波市の自然環境を生かして酒造りに励んできました。理念は「良質な素材を使い、限りなくシンプルな原料のみでおいしいものを作る」ことで、フレッシュさを大切にしながら年間を通じて製造を行う仕組みを構築しています。また、米の発酵技術を生かし、ノンアルコール製品や化粧品の開発にも力を入れています。

このように、特別な酒が持つ背景やこだわりを知ることで、飲む楽しみが倍増することでしょう。「干支図象辛丑」をぜひお試しください。

会社情報

会社名
株式会社西山酒造場
住所
兵庫県丹波市市島町 中竹田1171
電話番号
0795-86-0331

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