池袋の新図書館
2023-06-05 23:23:17
池袋に誕生した新たな社会デザイン図書館「HIRAKU IKEBUKURO」
新たなサードプレイス「HIRAKU IKEBUKURO」
東京都池袋に、社会デザインをテーマにした新しい図書館、「HIRAKU IKEBUKURO 01-SOCIAL DESIGN LIBRARY」がオープンしました。この図書館はただの本を読む場所ではなく、人々の交流の場として機能することを目指しています。
施設のコンセプト
「HIRAKU IKEBUKURO」は、美術館のような見晴らしの良いライブラリーとして設計されています。本を通じてさまざまなテーマに触れることができる多彩な企画展示や常設展示が行われ、訪問者同士が活発な対話を楽しむことができる環境が用意されています。これにより、訪れる人々が新たな視点を得られる場となっています。
また、雑誌のように構成されたコンテンツが並ぶことも特徴的で、特集や連載を通じて多くの本が紹介されます。この工夫によって、利用者が自分の興味に沿った本を探しやすく、また他の人と意見を交換しやすい環境が整えられています。
七つの本棚
この図書館には、本を起点とした交流や展示、探求のために特別に設計された7種類の本棚があります。それぞれが異なる機能を持ち、訪れる人々に様々な体験を提供します。主な本棚は以下の通りです:
1. 書棚の貸し出しを行う「シェア型書店」
2. パートナーから寄贈された本が並ぶ「TSUKURU本棚」
3. 社会デザインをテーマにした常設展示
4. 多様なテーマを扱った企画展示
5. パートナーとのコラボレーションによる「サブ展示」
6. 利用者参加型で展開される「シリーズ」
7. アート&カルチャーをテーマにした読書スペース
これらの本棚が、訪れる人々の好奇心を刺激し、新たな発見を促します。
活動やイベントが充実
「HIRAKU IKEBUKURO」では、定期的に研究会やセミナー、ワークショップなどのイベントが開催されます。これらの活動を通じて、地域の人々との交流が生まれ、知識やアイデアの共有が活性化されることを目指しています。施設は、ただの場所に留まらず、様々な人や活動をつなぐ媒体として機能することを目指しています。
経緯とファウンダーチーム
このプロジェクトは、池袋に拠点を置くマテックス社と立教大学の中村陽一氏が出会ったことから始まりました。地域に学びの場を提供したいという共通の思いから、さまざまなパートナーが集まり、実現に向けて準備が進められました。特に、地域企業と連携しながらビジネスデザインを手掛ける一般社団法人「Release」の桜井氏や、豊島区で地域活動を行うNPO「としまNPO 推進協議会」の柳田氏がファウンダーとして参加し、オープンへと結実しました。
概要
「HIRAKU IKEBUKURO」は、2023年5月19日に開館し、東京都豊島区上池袋に位置しています。JR池袋駅から徒歩12分、営業時間は9:00から20:00までで、月曜日は休館日となっています。また、個人パートナーと法人パートナー向けの有料制度も設けられ、一般の利用者も常設展示やシェア型書店は無料で利用できます。
この新しい社会デザインライブラリーが、東京・池袋の知の中心地として成長し、地域の活性化に寄与することを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブルーブラックカンパニー
- 住所
- 東京都豊島区上池袋2-2-15
- 電話番号
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