リコーとMapxusが協力し360度カメラで屋内マッピングを革新
リコーとMapxusが450度デジタルマッピング分野で提携
株式会社リコーは、香港を拠点とするMapxus Technologyとの間で、屋内デジタルマッピングおよび360度パノラマアプリケーションに関する技術提携を開始しました。この提携は、両社の強みを掛け合わせ、屋内ナビゲーションやバーチャルツアーの品質向上を目的としています。
360度カメラの活用
リコーが提供する「RICOH THETA」は、ワンショットで360度の撮影ができるカメラとして、業界の注目を集めています。これを活用し、Mapxus社は屋内でのデジタルマッピングを効率化し、より直感的なユーザー体験を創造します。この提携により、屋内空間のデータ収集がこれまで以上に簡便かつ迅速になることが期待されています。
デジタルツイン技術への関心
現代の建築・設備業界では、リアルタイムでの状況把握が求められています。その解決策としてデジタルツイン技術が注目されていますが、従来の手法は多くの手間を要しました。そこで、リコーの360度カメラ技術とMapxusの最先端マッピング技術を組み合わせることで、データの収集から活用までのプロセスが大幅に効率化されるのです。
Mapxusの先進技術
Mapxusは、屋内測位やナビゲーションのリーディングカンパニーであり、AI技術やマルチセンサー、Wi-Fiフィンガープリンティングを利用した測位ソリューションを提供しています。リコーとの提携により、これらの技術がより広範に活用されることになり、顧客に対して新しい価値を提供できるようになります。
提携の具体的な取り組み
1. データ取得の効率化: 360度カメラを用いて、屋内データの取得プロセスを合理化。
2. 自動データアップロード: RICOH THETA Twinを通じてカメラからのデータが自動でクラウドにアップロードされ、利便性が向上。
3. リアルタイム処理: クラウドベースのプラットフォームを利用し、リアルタイムでのデータ処理と視覚化を実現。
4. 適応型マッピング技術: 屋内ナビゲーションやバーチャルツアーにおける体験の向上を目指す新たなマッピング技術の開発。
未来への展望
リコーとMapxusの提携によって、両社は新しい屋内マッピングのスタンダードを創出し、今後の業界革新を推進することが期待されています。市場における競争力を高め、ユーザーに対してより良いサービスを提供するための重要なステップとなるでしょう。今後の展開が大いに注目されます。
リコー360とMapxusについて
RICOH360は、360度の画像および映像を中心としたプラットフォームで、技術提携を通じてより良いユーザー体験の提供を目指しています。一方、Mapxusは革新的な屋内マッピング技術を提供し、様々な業界にソリューションを展開しています。これらの取り組みにより、両社は未来のデジタル空間に革命をもたらすことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社リコー
- 住所
- 東京都大田区中馬込1-3-6
- 電話番号
-
03-3777-8111