国土交通省が技術系社会人を対象に新たな採用試験を実施

国土交通省が技術系社会人を求む

国土交通省は、令和７年度第１回の総合職（技術系）の選考採用試験を実施することを発表しました。この取り組みは、民間や自治体で培った技術的な知識と経験を活かし、公共に貢献する人材を確保することを目的としています。

この試験では、社会人経験者を対象とし、国家公務員試験を経ずに採用を行うという新たなアプローチを採用しています。具体的には、課長補佐級と係長級の２つの区分で人材を募集しています。応募者は、国土交通省の政策企画や立案業務に従事することが期待されています。

選考に合格した後は、国土交通省において、技術的な知識を駆使した業務に従事することになります。具体的には、政策の企画や立案、調査や研究活動に関与します。この職務に就くことで、公的なプロジェクトに携わり、自身の技術を活かしながら社会貢献ができる機会が得られます。

応募の条件は、大学または高等専門学校を卒業し、民間企業や官公庁、国際機関などでの正社員としての勤務経験が必要です。課長補佐級では通算７年、係長級では通算２年以上の実務経験が求められます。これにより、実績ある技術者たちが応募することが期待されています。

今年度の採用予定数は各区分で十数名程度とされており、採用日は令和７年10月１日を予定しています。なお、こちらの日程については、採用者の事情を考慮した柔軟な対応がなされる予定です。

試験の受付は令和７年５月29日から始まり、６月25日まで行われます。最終的な合格者の発表は令和７年７月30日を予定しており、選考方法は書類選考や作文試験、面接試験が含まれています。これらの厳しい選考を通じて、国土交通省で新たな風を吹き込む人材の確保が期待されています。

国土交通省が技術系の社会人経験者を求めるこの採用試験は、技術者としてのキャリアを新たなステージへと昇華させるチャンスです。公共の分野に貢献することに情熱を秘めた方々は、ぜひ応募を検討してみてはいかがでしょうか。詳細な情報は、国土交通省の公式ウェブサイトを通じてご確認ください。