資源回収と支援
2025-04-10 17:53:57
コープさっぽろ、資源回収で子育て支援活動を推進
コープさっぽろが創り出す地域への貢献
生活協同組合コープさっぽろは、持続可能な社会を目指し、資源回収活動に力を入れています。2024年度における回収実績は33,450トン。この取り組みは、約21,616トンのCO2削減に寄与しており、2008年からの累計ではなんと511,968トンにも上ります。この数値は、コープさっぽろが地域貢献の一環としてリサイクルを推進している証です。
資源回収の仕組みとその成果
コープさっぽろでは、店舗や宅配サービス「トドック」を通じて、ダンボールやチラシなどを始め、さまざまな資源物の回収を行っています。特に注目されるのは、食器や調理器具の回収。この新たな取り組みは、2023年6月からスタートし、2024年度だけで154トンの食器や調理器具が集まり、その売上実績は300万円を超えました。
回収されたこれらの資源は、コープさっぽろエコセンターで適切に処理され、その後、カンボジアのリユースショップへと送られています。これにより、単に資源のリサイクルだけでなく、海外とのつながりも生まれているのです。加えて、古紙を回収する「トドックエコサイクルボックス」も導入し、店舗に設置されたこのボックスは、全道で15店舗に広がっています。2024年度には、合計で33,450トンの資源が回収され、約5.1億円の売上を実現しました。
子育て支援に向けた事業展開
コープさっぽろでは、回収活動から得られた収益を用いて、さまざまな子育て支援として還元しています。例えば、「えほんがトドック」は、1〜2歳の子供を持つ組合員家庭に絵本をプレゼントする取り組みで、2024年までに累計で64万冊が配布されてきました。また、北海道の保育園や幼稚園を訪問し、子どもたちに絵本の楽しさを伝える「えほんワクワクキャラバン」も実施されており、2024年度には186施設で13,628人の子どもたちが参加しました。
さらに、出産を控えた妊婦さんを対象にした「ファーストチャイルドボックス」を通じて、ベビー服やおむつなどのセットを無償で提供。第2子以降の出産予定者向けに「コープチャイルドボックス」も用意されており、今までに81,420人の家庭に届けられています。
未来に向けたビジョン
コープさっぽろは、「北海道で生きることを誇りと喜びにする」という理念のもと、人と人、人と食、人と未来をつなぐ事業を展開しています。資源回収の取り組みを通じて、地域社会への貢献を果たしながら、子育て支援にも力を入れることで、持続可能な未来の実現を目指しています。今後も新たな取り組みを続けながら、地域に根ざした組合員のニーズに応えていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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生活協同組合コープさっぽろ
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