ツインカプセラ優秀賞
2025-05-08 09:28:18

JAXAベンチャー株式会社ツインカプセラが優秀賞受賞!

JAXAベンチャーの革新技術が評価される



茨城県つくば市に本社を構えるJAXAベンチャー、株式会社ツインカプセラが、「第37回中小企業優秀新技術・新製品賞」にて優秀賞という栄誉を受けました。この賞は、中小企業が開発した新しい技術や製品の中で特に優れたものを表彰するもので、今年は270社が競い合った結果、ツインカプセラの「BAMBOO SHELLter」がその名を馳せました。

「BAMBOO SHELLter」について


「BAMBOO SHELLter」は、JAXAの再突入カプセル技術を活用して開発された小型の超断熱保冷容器です。この製品は最大11日以上の温度維持が可能で、医療や創薬などの分野で特に需要が高まっています。高い断熱性能により、温度を適切に保ちながらコスト削減にも寄与する点が、主催者の高い評価を得た理由です。

贈賞式は、2024年4月25日の金曜日に経団連会館で行われ、ツインカプセラの代表取締役である宮崎和宏氏が出席し、賞状を受け取りました。この受賞は、同社の技術と製品の価値が広く認められたことを意味し、今後の製品開発に向けて大きな励みとなることでしょう。

開発の背景と特長


「BAMBOO SHELLter」の開発は、JAXAのHTV搭載小型回収カプセル(HSRC)プロジェクトにおける断熱保冷技術の成果を基本としています。ツインカプセラは、地域のイノベーション事業や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けながら、この製品を進化させてきました。
竹のようにスリムな形状が特長のこの保冷容器は、特に医療分野などでの少量輸送に最適です。従来の保冷システムに比較し、確実で低コストな輸送方法を提供します。さらに、製品は高い軽量性を持ち、取り扱いが容易な点も評価されています。

今後の展望


ツインカプセラは、医療や創薬の分野で、この保冷容器がどのように活用されるかを見据えています。同社は、利用者のニーズに応じた個別のソリューション提案や、無償トライアルの利用を提供しており、さらなる市場開拓を目指しています。また、タイガー魔法瓶との提携も進めながら、新たな製品開発に取り組んでいくとのことです。

まとめ


今回は、ツインカプセラの「BAMBOO SHELLter」が受賞したことを通じて、彼らが進めている新しい保冷技術について紹介しました。技術の進化が医療分野に与える影響は計り知れず、今後が非常に楽しみです。今後も、ツインカプセラの動向に注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社ツインカプセラ
住所
茨城県つくば市千現2-1-6
電話番号

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