炎天下でも快適に!新しいクール休憩所が現場で活躍
宮崎県宮崎市に本社を置く株式会社ワンステップが、2026年4月1日から販売を開始した「現場用クール休憩所(スポットクーラー付き)」が注目を集めています。この新製品は、屋外における熱中症リスクを低減することを目的としており、実証実験では強烈な直射日光の下でも内部温度を外気よりも12℃低く保つことに成功しました。
熱中症の深刻なリスクと対策の必要性
近年、気候変動の影響で日本の夏はますます厳しくなり、屋外での熱中症による健康被害や労働災害のリスクは年々高まっています。特に、建設現場や屋外イベント、災害時の避難所では確実なクーリングスペースの確保が急務となっています。そこで、ワンステップはエア防災の専門知識を活かし、熱中症のリスクを物理的に下げる「現場用クール休憩所」を開発しました。
実証実験の詳細
実証実験は2026年4月2日に宮崎本社で行われ、実際の夏の環境を模した条件下で行われました。実施日は直射日光の強い日で、テント外の気温は36.4℃に達する中、内部は23.7℃を維持することが確認されました。
テントのサイズは幅2.85m、奥行3.0m、高さ2.1mで、約5〜6人が収容可能です。装備されたスポットクーラーの消費電力が高いため、効率的に冷却するための設計がなされています。
実証結果とその効果
実験の際、外気温とテント内の気温を60分間にわたって計測しました。以下がその結果です:
- - 15:30 外気温30.5℃ / テント内温度29.2℃(温度差 1.3℃)
- - 16:00 外気温36.4℃ / テント内温度26.0℃(温度差 10.4℃)
- - 16:30 外気温35.4℃ / テント内温度23.7℃(温度差 11.7℃)
このように、猛暑環境下においてもテント内では快適な温度を保つことができ、熱中症の危険を大幅に軽減することが証明されました。
「二重エアウォール構造」の秘密
この優れた冷却効果は、本製品特有の「二重エアウォール構造」によるものです。一般的なテントはPVCシート一枚で構成されていますが、ワンステップのテントは二重シートでできており、シート間に空気の層を作ることで熱を強力に遮断します。この技術により、外部の熱を効果的にシャットアウトし、内部の冷気をしっかりと保持します。
今後の展開とビジョン
ワンステップは、熱中症対策をあらゆる場面で提供することを目指し、自治体の避難所やイベント企業への導入を進めていく方針です。気候変動に立ち向かい、地域の防災力向上に貢献する姿勢は、多方面から注目されています。
価格と提供形態
本製品は販売とレンタルの両方で提供されており、レンタルは基本料金70,000円からなどの形で利用可能です。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
会社概要
株式会社ワンステップは2002年に設立された企業で、エア防災関連製品の開発と販売を主な事業としています。これからも、人命を守るための製品開発に努めていきます。