持続可能な農業の未来
2026-03-31 14:20:32

持続可能な食と農業を目指す第2回みどりGXサミットの成果と展望

持続可能な食と農業を目指す第2回みどりGXサミットの成果と展望



2026年3月18日、東京都文京区に位置する東京大学にて、「第2回みどりGXサミット」が開催されました。このサミットは、持続可能な食と農の実現を目指し、日本農業新聞が主催するコンソーシアム「みどりGXラボ」が企画したもので、約250名が会場及びオンラインで参加しました。

サミットの目的と重要性


持続可能な農業は、環境負荷の低減や生物多様性の保全といった現代社会の重要な課題に直結しています。当日のイベントを通じて、参加者はさまざまな主体—生産者、農業団体、行政、教育機関、消費者—が一丸となって、持続可能な農業を実現するための連携の必要性を確認しました。これには、農業の環境負荷を削減するための具体的な手法や取り組みを共有することが含まれます。

第2回みどりGXアワードの実施


このサミットでは、特に優れた取り組みに対して表彰が行われる「第2回みどりGXアワード」の授賞式も行われました。ここでは、環境負荷低減に向けた取り組みを行う各部門の受賞者が発表されました。特に、農業部門のグランプリに選ばれたのは「みどり戦略部」を設置したJAぎふであり、今後の活動が期待されます。

また、連携・支援部門では、有機農業を振興する北海道・旭川市及び大阪府・泉大津市が、次世代・若手部門には愛知県立安城農林高校が選ばれました。特別賞には兵庫県豊岡市が、地域での効果的な農法「コウノトリ育む農法」に関する事例が評価されました。

パネルディスカッションの意義


受賞者によるパネルディスカッションでは、「みんなでつなぐ食と農の未来」がテーマに設定され、各主体が連携していくためのポイントが議論されました。ここでは、実際の取り組みや具体的な連携方法が共有され、意見交換が行われました。JAぎふでは消費者の理解促進のための取り組みが紹介される一方、泉大津市の担当課長は、遠隔地連携から始めることの重要性を強調し、地域の顔が見える関係を築くことの意義を示しました。

有機農業の先見事例


また、青森県黒石市での59ヘクタールの有機農業を運営するアグリーンハートの佐藤拓郎氏は、省エネと地域共生の観点からの取り組みを発表しました。「播種を遅くすることで雑草を抑える大豆栽培」など、実践的な話が聞かれました。これは、持続可能な未来への新しい道を示すものと言えます。

政策提言と今後の展望


最後に、有機農業を推進するための「みどりGXビジョン」と呼ばれる政策提言が発表されました。これは、気候変動への適応、減農薬及び化学肥料の取り組みを含むもので、農業の未来を見据えた重要なステップです。

次回サミットは4月27日に開催され、施設園芸の高温対策についての講演が予定されています。今後も持続可能な農業の実現に向けた取り組みは続きます。

みどりGXラボの活動により、農業におけるさまざまな課題が解決に向かうことで、持続可能な地域社会の発展が期待されます。詳細な情報は、公式サイトやお問い合わせ先にて、随時ご確認いただけます。


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