SmartsheetがENGAGE 2026で新しいAI機能を発表
2026年11月4日、米国ワシントン州に本社を置くSmartsheetが年次カスタマー・カンファレンスENGAGE 2026にて、AIを活用した新機能を発表しました。この新機能は、業務の進捗報告や日常のフォローアップを自動化するAIエージェントの導入を中心に、効果的に戦略と実行の間のギャップを埋めることを目的としています。
AIエージェントによる業務の自動化
多くの企業が抱える「実行ドリフト」、つまり目指す結果と実際の成果の間に生じるコストの大きなギャップに対処するため、SmartsheetはAIエージェントやワークフローの統合、セキュリティ強化を行う新機能を発表しました。エージェント型ワークフローは、チームの迅速な行動をサポートし、過去20年にわたって蓄積されたデータをもとに業務効率を向上させます。
パラティマ・アロラ氏は、「多くの企業ではAIとデータが別々に存在し、ガバナンスは適宜対応されています。その結果、チームが進捗やステータスレポートに多くの時間を費やしています」と説明します。新たに導入されるAIエージェントは、プロジェクトに実際に起こっていることをリアルタイムで反映し、業務の進捗を促進します。
特化型エージェントの導入
Smartsheetは、エージェント型ワークフローと特化型エージェントの導入により、定型的な業務の実行を担当します。これにより、チームは進捗チェックやデータ確認から解放され、より重要な意思決定に集中できるようになります。特に、簡単な目標を実際のプロジェクトに変換する「作成エージェント」や、重要なデータの品質を保つ「データ品質エージェント」が即日から利用可能です。
新しい統合機能の展開
企業において分散したデータが業務に与える影響を最小化するため、Smartsheetは新しい統合機能も発表しました。これにより、ServiceNowやMicrosoft Dynamics 365などの既存ツールとの自動接続が可能になります。こうした機能により、手動でのデータ更新作業が不要になり、AIの導入が進みます。
セキュリティとガバナンスの強化
AIの活用が進む中で、IT部門は依然、業務がどのように運営されているか把握しづらい状況にあります。Smartsheetは、AI活用の信頼性を向上させるため、ISO/IEC 42001認定やIRAP評価を取得し、セキュリティ制御策を強化しています。
結論
Smartsheetの最新機能は、AIを業務の中心に据え、企業が戦略と実行の差異を解消するための新たな一歩を提供します。これにより、組織はより迅速で柔軟な意思決定が可能となり、業務の効率化が実現されるでしょう。Smartsheetの導入による効果的な業務運営が期待されます。