京都外国語大学 第67回外大祭「EUPHORIA」開催報告
京都外国語大学(京都市右京区)は、2025年11月2日(日)・3日(月・祝)に「第67回 外大祭・語劇祭」を成功裏に開催しました。今年のテーマである「EUPHORIA(歓喜・幸福感)」は、参加者の表情に確かに現れ、来場した方々の声が響く場となりました。
当日も、発表者や来場者が笑顔で交流し、地域とのつながりが深まる瞬間が多く見られました。外大祭は例年多くの卒業生や保護者にも支持されている人気イベントであり、地域の皆様に感謝の気持ちを伝えながら、楽しい時間が過ごされました。
スペイン語研究会『Caperucita Rebelde』
語劇祭の目玉として、森田記念講堂で行われた「語劇祭」では、学生が外国語を使った演劇を披露しました。特にスペイン語研究会が上演した『Caperucita Rebelde(おてんば赤ずきん)』は、観客を引き込むパフォーマンスで大きな拍手を受けました。ドイツ語研究会の演目『Glitzer gegen grau & Märchen Reboot(おとぎの国のお話 ダンスは感染する!)』も多くの支持を集め、芸術の多様性を体感できる貴重な機会となりました。
産官学の連携活動
外大祭期間中の11月3日には、京都府警察本部、京都市、および株式会社ポーラと連携した広報啓発活動を行いました。この活動は「女性に対する暴力をなくす運動」に連動したもので、地域社会との結びつきを示しました。さらに、国際貢献学部の学生が創り出した「みおラーメン」のブースは、来場者から好評を博し、長蛇の列ができるほどの人気を誇りました。
多文化共生を実現
本学の建学の精神に基づき、多言語や多文化を体験する様々な企画が展開されました。教室では多言語による絵本の読み聞かせや、Airline Projectによる模擬フライトが行われ、来場者は異文化に触れながら学ぶことができました。また、華道部による礼式生け発表会では、日本語と中国語のナレーションを通して、国際色豊かな演出がなされました。
学生の成果を発表
特設ステージや教室企画では、クラブやサークルの活動を通じて学生たちの日々の学びが発表されました。音楽系のクラブによるライブ、殺陣サークルの演舞やボディビル部による腕立て伏せ大会、ダンス部のパフォーマンスなど多彩な才能が織りなす素晴らしいステージが展開されました。さらに、茶道部によるお茶席や自主映画の上映も行われ、文化的な創造性が光る瞬間を提供しました。
また、国際貢献学部グローバルスタディーズ学科のブースでは、学科のモットー「Be a Changemaker」をデザインしたエコバッグやステッカーなど、オリジナルグッズが揃い、来場者の目を引きました。
未来への期待
「EUPHORIA」をテーマに開催された第67回外大祭・語劇祭は、多くの方々との楽しい交流と新たな発見の場となりました。来年の外大祭も、さらなる進化と皆様のご期待に添うイベントになるよう計画されています。ぜひ来年も多くの方にお越しいただき、共にこの喜びを分かち合いましょう!
【イベントに関するお問い合わせ】
京都外国語大学 赤外線課
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