岡山大学オープンイノベーションチャレンジ2024
国立大学法人岡山大学が主催するオープンイノベーションチャレンジが、2024年12月期から新たに参加企業を募集します。このプロジェクトは、企業と学術機関が共同して新しい価値を創造することを目的としています。今回のチャレンジは、SDGsやカーボンニュートラル、DX推進など、現代のビジネスシーンにおいて不可欠なテーマを中心に据えています。
背景
岡山大学は、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」という長期ビジョンを掲げ、産学共創を進めています。特に2019年にはオープンイノベーション機構を設立し、その後、「岡山大学イノベーションマネジメントコア」に改編を行い、研究と産業との連携強化に努めています。
新型コロナウイルスの影響や、急速なデジタルシフトにより、企業はこれまでのビジョンや戦略を見直す必要に迫られています。このような時代背景の中で、岡山大学のオープンイノベーションチャレンジは、企業が新たなビジョンを形成し、その実現に向けたプロジェクトを共に進めるための最適なプラットフォームとなるでしょう。
オープンイノベーションチャレンジの内容
このプログラムでは、企業と大学の担当者が協力し、具体的なプロジェクトを策定します。企業側のニーズに基づいた研究シーズの掘り起こしや、異なる分野の知見を組み合わせた新たな価値の創出が期待されます。参加企業はビジョン形成からプロジェクト実施までの一連の流れを支援されるため、単独では実現が難しい新規事業の創出も容易に行えます。
特に、これまでの産学連携のように一方的な情報提供ではなく、相互に意見を交換し合いながら進める「共創ピッチ」が中核を成します。これにより、企業の持つ課題に対する新たな解決策が生まれることが期待されており、既存事業の育成や新規事業の立ち上げに寄与します。
参加のメリット
1.
最新の研究知見の取得: 学内で進行される研究の成果を直接活用できます。
2.
人材育成: 社員研修としてSDGsやデジタル技術の学びの場にもなるため、企業全体の資質向上が図れます。
3.
社会的責任の実現: カーボンニュートラルや地域貢献といったテーマを通じた企業の社会的責任が実現可能です。
参加希望者は、岡山大学のオフィシャルウェブサイトまたは指定の連絡先にて詳細をご確認いただけます。興味のある企業、団体、自治体の方々は、ぜひこの機会にご検討ください。
お問い合わせ
岡山大学オープンイノベーションチャレンジ担当まで、メールまたは電話でのお問い合わせをお待ちしています。関東圏の企業や自治体でも、東京オフィスからのサポートが可能です。
以上、岡山大学のオープンイノベーションチャレンジが新たなパートナーを募集し、教育とビジネスの新たな可能性を追求する機会を提供することをご紹介しました。今後の社会の発展に向けて、ぜひ積極的にご参加いただければと思います。