豊橋技術科学大学の北岡教授がDolphinAIの技術顧問に就任

2025年6月1日、豊橋技術科学大学の情報・知能工学系教授である北岡教英氏が、株式会社DolphinAIのAI技術顧問に就任することが発表されました。DolphinAIは、日本語を中心に音声認識や音声合成、音声対話技術の開発を行う企業で、特に日本市場向けに高精度な音声インタラクションプラットフォームを展開しています。

北岡教授の経歴とその専門性

北岡教授は、音声情報処理や音声認識、音声対話システム、さらにはマルチモーダルインターフェースといった分野で活躍する国内の著名なAI研究者です。彼の研究は長年にわたり多くの成果を上げており、日本語音声認識や対話システムの実用化において高い評価を受けています。北岡教授の豊富な経験と専門的知識が、DolphinAIの音声対話AIプラットフォーム「DolphinVoice」の技術開発に新たな可能性をもたらすことが期待されています。

顧問就任に関するコメント

北岡教授は「DolphinAIの独自音声AI技術は、少量のトレーニングデータでも高い認識率を実現する特長があります。今回、AI技術顧問として、私のスキルを活かし、日本語音声認識に関する研究を進めることで、同社の技術精度の向上に寄与したい」とコメントしています。特に、話者分離や文字後処理、日本語音声対話のインターフェース設計に関する研究課題の統括も担当する予定です。

DolphinAIの代表取締役である朝倉匡廣氏も、「北岡教授に顧問に就任していただくことを大変光栄に思っております。今後、日本語に特化した音声AI技術の研究を通じて、より高品質なサービスを提供してまいります」と述べ、期待感を表明しています。

DolphinAIの発展と未来の目標

DolphinAIは、音声対話技術や認識技術を駆使して、より使いやすく、効果的な音声インタラクションを提供することを目指しています。同社が展開する音声対話SaaSプラットフォーム「DolphinVoice」や、英語発音評価APIである「DolphinSOE」は、すでに多くの教育機関や企業から注目を集めています。この顧問就任を通じて、北岡教授の知見が同社の製品やサービスの高度化につながることが期待されています。