富山県で『Digi-PoC TOYAMA』の成果発表会開催
2026年1月21日(水曜日)、富山県において、事業共創カンパニーである株式会社Relicと北陸銀行が共同推進するプロジェクト『Digi-PoC TOYAMA(デジポックとやま)』の実証実験の成果発表会が行われます。本イベントは、富山県防災危機管理センターの研修室で実施され、オンラインでも同時に配信されます。一般の観覧者も参加できるこの機会を通じて、デジタル技術を用いた地域課題解決の取り組みを広く周知します。
実証実験の意義と背景
近年、富山県ではデジタル化を活用した地域課題を解決するためのプロジェクトが推進されています。中でも、介護分野の人手不足は深刻な問題であり、射水市の調査でも職員の確保が最も大きな課題として挙げられています。人手が確保できない現場では、介護職員の過重労働が続いており、心身の負担が増加する一方です。このような背景を受けて、Relicが選定した6社による各取り組みが、実証実験を通じて効果を発揮することが期待されています。
発表会スケジュール
発表会は、12:45に開場し、13:00に開会が宣言されます。その後、13:05からは『Digi-PoC TOYAMA』の概要説明が行われ、13:10からは採択事業者6社による成果発表が続きます。各社の発表内容は、介護サービスの効率化や地域エコシステムの活性化に向けた実証実験に基づいています。16:00からは現地参加者との交流会の時間も設けられ、プロジェクトの進行状況や今後の展望に関する意見交換が行われます。
取り組みの概要
様々な企業が参画している『Digi-PoC TOYAMA』プロジェクトでは、以下のような実証実験が行われています。
1. 介護サービスの効率化
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採択企業: 株式会社タイミー
「タイミー」を使用し、労働市場における隙間を埋める新たな働き方を創造。 介護事業所の人手不足を解消し、業務の負担を軽減することを目指しています。
2. モビリティ技術の活用
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採択企業: ダイハツ工業株式会社
AI技術を駆使した送迎業務の効率化に取り組み、地域の介護サービス全般の負担を軽減する試みです。
3. デジタルコミュニティの創出
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採択企業: 株式会社NTTデータ
オンラインコミュニティを通じ、富山県の地域活性化に寄与。リアルとデジタルを掛け合わせた新しい取り組みになります。
4. 農地調査の効率化
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採択企業: 株式会社ネスティ
衛星データを活用して農地の現地調査を効率化し、職員の負担を軽減する施策が実施されます。
5. 持続可能な農業の確立
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採択企業: サグリ株式会社
AIと衛星データを組み合わせた農地マッチングプラットフォームにより、農業の担い手不足を解消します。
6. 河川のモニタリング
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採択企業: 株式会社ハイドロ総合技術研究所
河川監視カメラを利用して洪水時の安全確保を目指し、リスク管理の精度を向上させます。
まとめ
『Digi-PoC TOYAMA』プロジェクトは、地域課題解決に向けた重要な試みです。発表会を通じて、参加者は各社の成果を直接視聴し、今後の取り組みに対する理解を深めることができるでしょう。デジタル技術の導入を通じて、富山県におけるデジタルトランスフォーメーションの進展が期待されます。持続可能な地域づくりに向けて、県民の参加が重要です。