模倣品撲滅キャンペーンが始まる!
経済産業省と特許庁は2023年12月1日(金)からクリスマスシーズンに合わせて「模倣品・海賊版撲滅キャンペーン」を開始します。このキャンペーンは、買い物意欲が高まる年末商戦に向けて、消費者に“本物を選ぶことの重要性”を知ってもらうことを目的としています。
キャンペーンの背景
特許庁が実施した調査によると、回答した企業の20%が国内外で模倣品による被害を受けていることが分かりました。特に、10代後半の若者をターゲットにしたこのキャンペーンでは、“本物を買った。未来が笑った。”というキャッチコピーを掲げ、模倣品や海賊版を「購入しない」だけでなく「容認しない」という意識づくりを進めていきます。
体感イベントの開催
キャンペーンの一環として、全国4か所で5日間にわたる体感イベントを開催します。特に注目すべきは12月2日(土)に東京・渋谷109で行われるスペシャルトークショーです。ここには特許庁の職員やゲストを迎え、“本物を買うことの意義”について語り合います。さらに、来場者はホンモノとニセモノを比較できる展示やクイズに参加できるほか、ネットショッピングにおける「偽物を見分けるコツ」を学ぶこともできます。
模倣品とは
模倣品とは、商標や特許などの知的財産権を侵害した製品です。バッグやコスメ、時計など多岐にわたり、品質が劣るものが大半を占めます。一方、海賊版は著作権を無視した製品で、違法コピーの音楽CDや映画DVDなどがその代表です。今年度のキャンペーンでは、特に若者世代に対して“本物を選ぶことで自分自身と社会が幸せになる”というメッセージを伝えていきます。
イベント詳細
東京
- - 日時: 12月1日(金)~2日(土) 10:00-20:00
- - 場所: 渋谷109店頭イベントスペース
- - 特別トークショー: 12月2日(土) 12:00-12:30
名古屋
- - 日時: 12月10日(日) 10:00-20:00
- - 場所: サンシャイン栄B1Fグランドキャニオン広場
大阪
- - 日時: 12月17日(日) 10:00-20:00
- - 場所: 阪急ビックマン前
福岡
- - 日時: 12月24日(日) 10:00-20:00
- - 場所: ライオン広場(ソラリアターミナルビル1F)
特製ムービーの公開
また、特設サイトではキャンペーン動画が公開され、若者が本物を選ぶことを称えるラップが展開されます。このポジティブなメッセージを広めるために、SNSを活用するキャンペーンも進行中です。
結論
「模倣品・海賊版撲滅キャンペーン」は、ただの啓発活動に留まらず、楽しんで参加できるイベントとなっています。これを機に、若者たちが「本物」を選ぶ意義に気づき、より良い未来づくりに貢献していくことを期待したいです。