株式会社Borderless、プレシリーズBで４.３億円調達し産業用AIを進化へ

株式会社Borderlessが進める産業用AIソリューションの未来

はじめに

株式会社Borderlessは、最新のテクノロジーを駆使した産業用AIソリューションの開発をしている企業です。先日、プレシリーズBの資金調達を行い、累計で約4.3億円を調達しました。この資金は、主に産業用スマートシステム「CrossWare」のデバイスやAIソフトウェアの開発に使われる予定です。

資金調達の目的

今回の調達は、CrossWareのデバイス開発、業務効率化を目指したAIソフトウェアの開発、そして人材採用に活用される予定です。特に、建設業界や物流、製造業など、さまざまな産業との連携を強化し、実証実験を通じて現場のニーズを明確化し、安全で効率的な製品を提供することを目指しています。

CrossWareとは何か？

CrossWareは、労働力不足や技術承継といった現代の課題を解決するために開発された産業用スマートヘルメットサービスです。建設、工事、製造、点検/保守、物流など、遠隔作業の支援を行うソリューションを提供し、さまざまな業界でのニーズに応えることを目的としています。これにより、作業の安全性を高め、効率化を図ることが期待されています。

スマートヘルメット「CrossHelmet」の展望

また、Borderlessが開発した「CrossHelmet」は、二輪用スマートヘルメットで、国内外のライダーに利用されています。この製品は、「テクノロジーでバイクをクルマより安全な乗り物に」というコンセプトのもと、ライダーの安全を確保するための重要な役割を果たしています。調達資金は、このような製品の品質向上にも使われる予定です。

出資企業のコメント

株式会社Borderlessの成長への期待が高まる中、出資企業の代表たちからもコメントが寄せられています。

- ハクバ写真産業の代表取締役社長、南英幸氏は、「Borderlessは国内外での豊富な経験を持ち、製造業の国外進出に貢献する存在である」と語り、企業の将来性を評価。
- 一方、TAKAGIパートナーズの代表取締役、髙木秀邦氏は、「日本のものづくりを再び世界に発信するチャンスと感じ、Borderlessと共に成長を支援する」との思いを述べました。

企業の取り組みとパートナーシップ募集

Borderlessでは、今後も実証実験への参加を希望する企業や、共にサービス開発できるパートナーを募集しています。企業間のコラボレーションを通じて、業務の安全性や効率性を更に高めていく意向です。具体的にどのような企業が参加できるか、詳細な情報は公式サイトに記載されています。

おわりに

今後のBorderlessの成長に期待が寄せられる中、新しい産業用AIソリューションに対する注目も集まっています。さまざまな業界における実証実験や、製品の導入が進めば、企業活動がより効率的かつ安全に進行することでしょう。Borderlessの挑戦は、これからのものづくりに新たな風をもたらすかもしれません。

詳しい情報や実証実験への参加については、Borderlessの公式サイトまたはお問い合わせ窓口をご覧ください。