2026年に流行するパンを予測するパンシェルジュたちの声
日本におけるパン文化の進化は留まることを知らず、家庭での消費が米を上回るといった現象も見られています。このような新しいトレンドを受けて、日販セグモ株式会社が企画運営する「パンシェルジュ検定」は、パンに関する魅力を深く理解する機会を提供しています。
パンシェルジュが語る「重要視するパンの要素」
先日、パンシェルジュたちにパン購入時に最も重視する要素について調査を行ったところ、過半数が「素材(原材料)」を最優先と回答しました。これは、香りや風味、食感を五感で楽しむパンシェルジュの特性が反映された結果であり、次いで「見た目」が続きました。具体的な理由としては、原材料がパンの味わいに直結することから、注意が向けられるようです。これに加えて、その他の回答には味やボリューム、コストパフォーマンスが挙がっています。
栄養価に注目!新たなパンの材料
特に注目されている材料は「米粉」であり、その理由には「グルテンフリーで多様な食事制限に対応できる」や「健康志向で小麦よりも米が良い印象がある」といった意見が多く寄せられました。米粉のもっちり感を称賛する声も多く、健康を重視しながら美味しいパン作りを目指すパンシェルジュたちが増えているのが特徴です。続く材料としては「全粒粉」、「発酵バター」、「国産小麦」といった選択肢が挙げられ、広がる健康志向と共に多様化した食材への関心が伺えます。
2026年の流行パン!第1位は「ベーグル」
調査の結果、2026年に流行すると予測されるパンの第1位は「ベーグル」で、理由として「専門店の増加」と「健康志向の高まり」が指摘されています。特に「ニューヨークスタイルのハードベーグルから、甘い菓子系、惣菜系までバリエーションが豊かになってきている点が魅力」という声もありました。このように、他に「クロワッサン」やデンマークのライ麦パン「ロブロ」、更には米粉を使ったパンも注目されています。今後、これらのトレンドが市場にどのように影響を与えていくのか、業界でも注視されています。
パンシェルジュの魅力と消費行動
パンシェルジュ検定は、パンの製法、歴史、トレンドについて深く学ぶことができるフィールドであり、受験者はパンを愛する幅広い層から集まります。今回の調査では150名のパンシェルジュが対象で、年間消費量は約7万個、消費金額も1200万円と、一般平均の2倍以上に達しています。中には年間3000個を食べるツワモノも存在し、パンへの情熱がうかがえます。
2026年開催のパンシェルジュ検定
そんなパンシェルジュたちが積んだ知識は、企業の販促や商品開発にも活かされており、一般消費者への視点も兼ね備えています。2026年3月1日には「第32回パンシェルジュ検定」が開催され、現在申込受付中です。検定を通じて更に豊かなパンライフを楽しむためにも、興味のある方はぜひ申し込みをして、深いパンの世界に触れてみてください。特典として、著名パン職人のレシピも受けられるこの機会をお見逃しなく!
詳細については公式HPをご確認ください。
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