マルトモの学生協業プロジェクト始動
マルトモ株式会社は、新たなプロジェクトを立ち上げ、明治大学商学部の菊池ゼミと同志社大学商学部の上田ゼミが協力する形でマーケティング施策を進めています。この取り組みは、かつお節やだしといった日本の食文化を基にしたもので、学生たちが新たな視点から商品開発を行います。
プロジェクトの目的
プロジェクトの主な目的は、マルトモの提供する伝統的な食材に関する知識を学生たちと共有し、新たなアイデアを通じて商品や販売促進施策を提案してもらうことです。マルトモ株式会社は、和食文化を大切にし、その発展に寄与する企業として、未来のリーダーたちにこの文化を理解してもらうことを重視しています。
6回目となる2024年のプロジェクト
2024年には、プロジェクトは6回目を迎え、6月26日にキックオフイベントが行われました。イベントでは、マルトモ専務取締役マーケティング本部長の土居幹治氏が特別講義を行い、かつお節やだしの重要性について学生に伝えました。今回のテーマは「発売30周年を迎えた新鰹だしの素のマーケティング施策」と「大好評のだいすきシリーズSNS施策」の2つです。
学生たちの実践と研究
学生たちは、最終報告会に向けてそれぞれ担当施策について研究を進めています。特にSNS施策に関しては、学生が実際に企画した内容で投稿を行い、その反響を分析する取り組みが行われます。これは本プロジェクトの歴史の中で初めての試みであり、学生たちの実践的な学びの場にもなっています。
期待される成果
発表会の開催は12月を予定しており、今回はZ世代の独自の発想やアイデアを期待する声が高まっています。どのような新しい視点が提案されるのか、多くの人が注目しています。プロジェクトは、学生たちと会社が協力しあいながら、食文化とマーケティングの架け橋を築く重要なステップと言えるでしょう。
まとめ
このように、マルトモ株式会社が大学生との協業を通じて、かつお節やだしという日本の伝統食材の知識を広める努力をしていることは、食文化を未来に継承していくうえでも重要な意義があります。それにより、若い世代がこれらの材料をどのように活用できるかという視点を新たにして行くことが期待されています。このプロジェクトが成功し、両者にとって多くの実りをもたらすことを願っています。