YeLL Journal創刊
2025-10-07 07:18:10

職場における有能感の実態を探る「YeLL Journal」創刊

職場における有能感の実態を探る「YeLL Journal」創刊



エール株式会社がこの度、職場や組織の調査を目的とした新しいレポート「YeLL Journal」を発行しました。第1号では「有能感の源泉と職場環境設計」というテーマでビジネスパーソン1,271名を対象に行った調査結果を元に、その実態を考察しています。調査を監修したのはエール株式会社の取締役、篠田真貴子氏です。

調査の背景と目的


現代のビジネス環境において、従業員の「有能感」がどのように職場環境や人間関係に影響を与えるかを探ることは非常に重要です。有能感は、従業員が自分自身をどのように認識し、どのように感じるかに深く関わっています。エール株式会社はこの視点から、職場の人間関係やコミュニケーションが有能感に与える影響を調査し、具体的なデータを報告することで、企業の人材マネジメントに役立てようとしています。

調査結果の概要


ロータス・エクゼクティブリサーチに基づく調査結果によると、日本のビジネスパーソンが感じる有能感の平均スコアは3.62点(7点満点)であり、ここからも多くの人が自身の能力に対して低めの評価を持っていることが伺えます。しかし、チーム内での傾聴環境については5.20点と高得点が記録されており、コミュニケーション面では一定のポジティブな側面が見られました。

有能感に影響を与える要因


調査の結果、従業員の有能感を左右する大きな要因は、職場におけるコミュニケーションの質であることが分かりました。特に、有能感が高い人たちには「ありがとう」や「嬉しい」といったポジティブな言葉が多く見受けられましたが、逆に有能感が低いグループではネガティブな表現が目立つことが確認されました。

傾聴の重要性


重要な発見の一つとして、傾聴の有効性が挙げられます。高品質な傾聴が、話し手の有能感を高めるための重要な要素であることが複数の研究によって裏付けられています。この結果、企業はコミュニケーションの質を向上させることが、従業員の有能感にも寄与することが期待されています。

篠田真貴子のコメント


調査データを受けて、篠田氏は「有能感が変化する様子を自身の経験として感じている」と説明し、「この調査の結果によって、その主観が学術的に支持されることに興奮している」と述べました。また、現在の人材マネジメントの傾向が個人に焦点を当てていることに対して、環境を変えることが重要だという点を強調しています。

YeLL Journalの今後


「YeLL Journal」は今後も定期的に発行され、様々なテーマに基づいて人事や組織に関連した情報を提供する予定です。各号は、特定の調査データをもとにした分析や実践的な提案が含まれるため、経営者や人事担当者にとって非常に価値のあるリソースとなることでしょう。

エール株式会社について


エール株式会社は、聴いてもらう時間が当たり前に存在する社会を目指し、4,500名を超える社外人材を活用したオンライン1on1を提供しています。彼らは、多様な価値観に応じたサポートを通じて、職場環境の改善を目指しています。詳しい情報は、エール株式会社の公式ウェブサイトで確認できます。


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会社情報

会社名
エール株式会社
住所
東京都品川区東五反田1丁目10番8号五反田S&Lビル4F
電話番号
03-6455-3837

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