Oasys、USDCネイティブ対応へ
2024-07-03 22:15:39

Oasys、Celerとの連携でUSDCネイティブ対応へ。ゲーム業界におけるブロックチェーンの利便性向上目指す

Oasys、Celerとの連携でUSDCネイティブ対応へ - ゲーム業界のブロックチェーン利便性向上に貢献 -



ゲーム特化型ブロックチェーンのOasysは、ブロックチェーン間のシームレスな通信を実現するレイヤー2スケーリングソリューションCeler Networkとの連携を発表しました。この連携を通じて、Oasysブロックチェーンへのネイティブ型USDC対応を目指します。

ネイティブ型USDCは、米ドルと1:1で償還可能なステーブルコインであり、Circleが公式に発行しています。ディペグのリスクが非常に低く、安全性が高いことが特徴です。Oasysでは、Celerの技術を活用することで、ネイティブ型USDCをOasys上で直接発行することが可能になります。さらに、CCTP(Cross-Chain Transfer Protocol)によって、他のブロックチェーンとの間で安全なUSDCの移動も実現します。

今回の連携により、Oasysエコシステム内のユーザーは、より安全で相互運用可能なステーブルコインを利用できるようになります。これにより、ゲーム内での決済やアイテムの取引など、ブロックチェーン技術を活用したゲームプレイがよりスムーズかつ安全に行えるようになることが期待されます。

ブリッジ型USDC対応開始、将来的なネイティブ対応への布石



Oasysは、ネイティブ型USDCへの移行をスムーズに行うため、Circleの標準規格である「Bridged USDC Standard」を採用し、Celer cBridgeによって発行されるブリッジ型USDC(Bridged USDC (Celer)(USDC.e))の対応を開始しました。

これにより、ユーザーは将来的にブリッジ型USDCをネイティブ型USDCに移行する際に、スワップなどの作業を行うことなく、自動的にその恩恵を受けることができます。

ゲーム特化型ブロックチェーンOasysの今後の展望



Oasysは、「Blockchain for Games」をコンセプトに、ゲーム開発者とプレイヤーに向けて最適化されたブロックチェーンエコシステムの提供を目指しています。今後も、新たな技術やパートナーシップを通じて、ゲーム業界におけるブロックチェーンの活用を促進していく予定です。

OasysとCelerの概要



Oasysは、ゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクトです。バンダイナムコ研究所など大手ゲーム会社やWeb3企業など20社超が初期バリデータとして参加しています。独自のOasysアーキテクチャにより、ゲームユーザーに対して取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現し、快適なゲームプレイ環境を提供します。

Celerは、ブロックチェーン間の連携プロトコルです。開発者はCelerのブロックチェーン間メッセージングSDKを使用して、複数のブロックチェーンにまたがるネイティブなdAppsを構築できます。

OasysとCelerの連携は、ゲーム業界におけるブロックチェーン技術の普及に大きく貢献する可能性を秘めています。今後の展開に注目です。


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