知的財産の活用を促進する「つながる特許庁」
特許庁が主催する「つながる特許庁」は、知的財産の活用を通じてビジネスチャンスの拡大を支援するイベントです。全国9都市で開催されるこの取り組みでは、地域の企業や支援機関が先進的な取り組み事例を紹介し、様々な専門家による知的財産に関するセミナーが行われます。これにより、参加者が新たな気づきを得て、知的財産の重要性を実感できる機会を提供しています。
開催概要
イベントは令和6年9月に高知県高知市での開催を皮切りに、北海道、岩手、山梨、島根、佐賀、大阪、岐阜、沖縄などの全国9つの都市において順次行われる予定です。特に、高知市では9月5日に「つながる特許庁in高知」と題して開催され、そのメインテーマは「市場で選ばれるためのブランド戦略」です。参加者は知的財産の活用やブランド戦略に関する貴重な知識を得るチャンスとなります。
各地域に合わせたプログラム
「つながる特許庁」では、開催地域におけるニーズに応じた多様なプログラムが用意されています。第一部では、講演やパネルディスカッション、ワークショップを通じて、知的財産の重要性やその活用方法について深く掘り下げます。特別講師には高知大学土佐FBCの松田高政氏が登壇し、参加者とともに魅力あるブランドの形成について議論します。
オンラインでも参加可能
このイベントは現地参加に加え、YouTube Liveでのオンライン配信も実施されるため、遠方の方も気軽に参加できます。イベントの内容はアーカイブとして後日公開されるため、現地に参加できなかった方もお楽しみいただけます。参加者同士やセッション登壇者との交流の場も設けられ、ネットワーキングの機会も提供されます。
地域の連携がカギ
特許庁では、地方自治体やINPIT、日本弁理士会、日本商工会議所などとの連携を強化し、地域の特性やニーズに適応した形で知的財産の重要性を発信しています。この取り組みにより、地域で活躍する企業や支援機関が自らの知見を活かし、知的財産を身近なものとして感じられるようにすることが目的です。
まとめ
「つながる特許庁」は、知的財産の活用によるビジネスチャンスの拡大を目指す重要なイベントです。日本各地で行われるこのイベントを通して、多くの方々が新たな知識や人脈を得ることができることを期待しています。参加は無料で、興味のある方はぜひお申込みください。詳細は「つながる特許庁」の公式ホームページでご確認いただけます。