重視される実社会との結びつき
2025年7月20日(日)、大阪工業大学の枚方キャンパスにて開催された「夏のオープンキャンパス 2025.Summer」では、DRONE SPORTS株式会社によるドローン体験会が行われました。このイベントは、現地の高校生に最新のドローン技術を体験し、将来の進路について新たな視点を得ることを目的としています。
参加者は、時速200kmを超えるレース用ドローンの実演デモを観ることができ、狭所点検に特化した国産ドローン「Rangle5」や小型モデル「Rangle micro」の紹介を受けるなど、ドローンの様々な使い方に触れる機会がありました。特に注目されたのは、大学に新設された「DXフィールド」で行われたプログラムで、これは実際の環境に近い状況で技術を実践する貴重な場となりました。
DXフィールドの役割
大阪工業大学の「DXフィールド」は、情報科学部・実世界情報学科に新たに設けられた実践教育の拠点であり、ドローン、ロボット、AI、VRなどの最新技術を駆使した演習や実証実験を行うための国内最大規模の施設です。このフィールドは、単なる学びの場を超え、産業界との連携を支援する重要な役割も果たしています。
このDXフィールドでは、特にドローンが重要な学習ツールとして位置づけられています。初めての授業からプログラミングによるドローンの自動飛行を体験するカリキュラムが組まれており、理論だけではない実践的な学びが重視されています。大学の意向としては、学生たちに早い段階から社会の問題に技術で挑む面白さを体感してもらうことが強調されています。
社会実装型教育の進展
今後、DRONE SPORTS株式会社は、AIやロボット制御技術の高度な連携を生かしてフィールドテストの共同実施を行う方針です。実社会での技術実装を視野に入れた産学連携の向上にも注力しており、未来の技術者を育成し、社会の課題解決に寄与する教育の場としての展開が期待されています。
次回のオープンキャンパスについて
次回のオープンキャンパスは、2025年8月11日(月・祝)に大阪工業大学枚方キャンパスで開催される予定です。この機会においても、DRONE SPORTS株式会社は参加し、新たなドローン技術の可能性や教育現場での取り組みを広く周知する予定です。この様々なプログラムは、参加者にとって貴重な学びの場となり、ドローンが切り拓く未来の産業について深く理解していただける内容となっています。
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