モスバーガー、シンプルで親しみやすい新看板デザインを導入

モスバーガーが看板デザインをリニューアル

2024年10月以降、株式会社モスフードサービスが展開するモスバーガーは、店舗の看板デザインを一新することを発表しました。これまでの看板は、コーポレートマークや屋号「MOS BURGER」を基にした構成でしたが、今度のデザインでは、よりシンプルな形へと進化します。

新デザインの特徴

新しい看板では、ポールや壁面のサインは、屋号を省く形でMマークのみの表示になります。店舗入口のサインも、Mマークに「MOS」の表示を追加したものに変更されます。このシンプルさにより、視認性が向上し、より多くのお客様にとって親しみやすい印象を与えることが期待されています。モスバーガーは、よりブランドとしての訴求力を高めることも目指しています。

調査結果から作られた新デザイン

同社が行った調査では、Mマークだけでモスバーガーと認識できる正答率が97％を超えており、多くの顧客が「MOS BURGER」の表記がなくても店舗を確認できることが分かりました。この結果を受けて、視認性の高いデザインが採用されることになりました。現在使用している看板の多くは10年以上使用されており、老朽化も顕著です。これに伴い、店舗ごとに順次新しい看板への切り替えを行い、2026年度末までに約1000店舗の交換を完了する計画です。

企業理念と今後の取り組み

モスフードサービスでは、「おいしさ、安全、健康」という基本理念を堅持し、商品を提供する際には「真心と笑顔のサービス」を常に心がけています。また、創業以来続けるアフターオーダー方式や、日本の食文化を重視した商品開発を通じて、「食を通じて人を幸せにすること」という経営ビジョンを実践してきました。今後も「お店をもっと近くに、もっと愛されるお店に」をテーマに、さらなる進化を遂げていくことでしょう。