日本を代表する温泉地に新たな施設が誕生
2029年、関東の温泉地として名高い箱根に『オークラリゾート 箱根強羅』がオープンすることが発表されました。このリゾートは、西松建設株式会社と株式会社ホテルオークラが手を組み、日本初のオークラリゾートブランドとして位置づけられています。
温泉観光地としての箱根の魅力
箱根は国内外から多くの観光客が訪れる人気の場所であり、年間で約2,031万人もの人々がこの地を訪れています。中でも、宿泊客は年間約398万人に達し、温泉や自然探訪、美術館巡りと多彩な体験を楽しんでいます。新たに登場するオークラリゾートが、この魅力的なエリアにどのような新しい風を吹き込むのか、大きな期待が寄せられています。
自然との調和を図るリゾート設計
『オークラリゾート 箱根強羅』は、強羅エリアに位置し、自然豊かな環境に恵まれています。西棟と東棟からなるこのリゾートは、58室の客室を有し、多くの部屋には、箱根の黒たまごの源泉として知られる「大涌谷温泉」の露天風呂が設置されています。大浴場には開放的なデザインが施され、来訪者が四季折々の自然美を体感できるようになっています。
デザインのこだわり
デザインにはフランス出身のグエナエル・ニコラ氏が関与し、「Forest Hideaway」をコンセプトに、新たな贅沢と安らぎの空間が演出されます。自ら自然の中にいるような錯覚を覚える、ゆったりとした空間設計も魅力の一つです。さらに、温かみのある色合いで統一された館内は、どこにいても箱根の美しい山々を眺められるよう工夫がされています。
充実の付帯施設
レストランでは、地元の食材を生かした料理が楽しめるファインダイニングやバー・ラウンジが用意され、宿泊者は上質なリトリート体験を享受できるでしょう。トリートメントルームも設けられ、訪れる人々が心身ともにリフレッシュできる環境が整えられています。
アクセスと施設概要
『オークラリゾート 箱根強羅』の所在地は神奈川県足柄下郡箱根町強羅。箱根登山電車「強羅駅」から車で約5分、ケーブルカー「中強羅駅」から徒歩約3分と、アクセスも非常に便利です。開業後は、近隣の観光名所とも連携し、周辺地域の活性化に寄与することが期待されています。
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施設概要
- - 所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅
- - 延床面積:9,650.84㎡
- - 階数:西棟地上3階、地下3階 / 東棟地上4階
- - 客室数:58室(西棟:12室 / 東棟:46室)
- - 飲食施設:ファインダイニング、ラウンジ、バー
- - 付帯施設:大浴場、トリートメントルーム
新たなオークラリゾートが誕生することで、箱根の魅力がさらに引き立つことでしょう。豪華で心地よい空間での滞在が楽しみです。