glafit株式会社が新たな資金調達を発表
電動パーソナルモビリティの分野で活躍するglafit株式会社(グラフィット)は、このたびアイシンCVC及び米ペガサス・テック・ベンチャーズから資金調達を実施したことを発表しました。これにより、同社は今後の製品開発を加速させ、高齢者向けの新しい移動手段の提供を目指します。
glafit株式会社の取り組み
glafitは、和歌山県和歌山市に本社を構える企業で、2024年6月には四輪型特定小型原動機付自転車の実証実験を開始します。この新たなモビリティは、16歳以上なら誰でも乗れるという特徴を持ち、高齢者の移動手段としての可能性を秘めています。自立安定性を高めるためには、アイシンが開発中の「姿勢制御技術」が重要です。
この技術は、車速やハンドル角などのデータを収集し、その情報に基づいてアクチュエータを活用し車両の傾斜角を制御します。これにより、二輪車のような幅の狭い車両でも高い安全性が実現できるのです。
実証実験に向けたプロジェクト
glafitとアイシンは共同で四輪型特定原付の開発を進め、「WAKU MOBI」という愛称をつけました。この車両の構想には、試乗会で寄せられた「屋根を付けたい」「収納場所を確保したい」といった要望が反映されています。この新型車両は、大阪・関西万博での常設展示及び7月28日から30日の間に行われる遠隔操作による自動運転デモ走行の場でも披露されます。
頑張るglafitの未来と組織体制
今回の資金調達の成果として、glafitは姿勢制御技術を搭載した四輪型特定原付の試作車両を増産します。この実証実験を通じて、便利で安全な移動手段の実現を目指すほか、次世代電動モビリティの開発にも力を注ぎ、強固な組織作りを進めていく計画です。
glafitの企業理念
「移動を、タノシメ!」をメッセージに、glafitは日々の移動を感動に変換し、世界中の人々に新たなモビリティ体験を提供することを目指しています。これからの展開に注目しつつ、各商品のラインナップも紹介しておきましょう。
- - 一般小型原付(原付1種)
- - 電動バイクGFR-02
- - 特定原付NFR-01シリーズ
- - 電動サイクルNFR-01Pro
- - 電動サイクルNFR-01Lite
今後もglafitは次世代型電動モビリティの開発を加速し、新たな移動体験を創出する企業として成長していくでしょう。さらに詳細な情報については、公式サイトをご覧ください。
会社概要
- - 所在地: 和歌山県和歌山市梅原579-1
- - 代表者: 鳴海 禎造(代表取締役社長CEO)
- - 設立年: 2017年9月1日
- - 公式サイトはこちら
お問い合わせ
広報: 安藤
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