アートで地域活性
2020-09-28 11:20:02
地域活性とアートの融合!自閉症アーティストGAKUの新プロジェクト
地域活性とアートの新たな試み
神奈川県川崎市で開催される「SOCIAL ART MUSEUM 西武東戸塚S.C. ギャラリー」は、地域を活性化する新しいアートプロジェクトです。特に注目すべきは、19歳の自閉症アーティスト、GAKU(佐藤楽音)による作品が展示されることです。このプロジェクトは、アートを通じて地域コミュニティを活性化し、より多様性を尊重する社会づくりを目指しています。
展示の概要
この展示は、9月24日から11月上旬までの期間、西武東戸塚S.C.の4階で行われます。展示内容として、GAKUが描いた6点のアート作品が仮囲いのターポリンにプリントされて掲出されます。このターポリンは耐久性が高く、展示終了後にはトートバッグとしてアップサイクルされる予定です。このアップサイクルトートバッグは、ヘラルボニーのECサイトで予約販売されることになります。
さらに、販売によって得られた利益の一部はGAKUに還元され、福祉とアートの新たな価値の創造を図っています。施設からのアートから商品販売までの一連の流れが、地域に根ざしたプロジェクトとして注目されます。
感染対策への配慮
開催にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策がしっかりと講じられています。来場者の入場時には検温やマスク着用が求められ、会場内の消毒や換気もしっかりと行われます。アートを楽しむ空間でも、安全を第一に考えられた環境が整えられています。
GAKUのプロフィール
GAKUは3歳で自閉症と診断された後、アメリカのロサンゼルスで9年間療育を受け、現在は日本に帰国しながらも精力的に絵を描いています。年間260枚もの驚異的なペースで作品を創作する彼の姿勢は、多くの人に感銘を与えています。彼の作品は、アートという枠を超えて、福祉や地域社会における理解を促すものとなっています。
株式会社アイムとヘラルボニー
このプロジェクトは、福祉支援に特化した株式会社アイムと、アートを通じた新たな文化の創造を目指すヘラルボニーによって実現されました。アイムは、自閉症や発達障害のある子どもたちを支援する施設を運営しており、その取り組みから多くの子どもたちが新たな可能性を見出しています。一方のヘラルボニーは、そのユニークなミッションのもと、アートや文化を通じて新たな価値を提供し続けています。
結論
「SOCIAL ART MUSEUM 西武東戸塚S.C. ギャラリー」は、アートが地域活性化に寄与できる素晴らしい例です。自閉症アーティストGAKUの作品を通じて、多くの人々がアートの持つ力を再認識し、共に地域を盛り上げていくことが期待されます。訪れる人々には、アートの力を感じ、自閉症の理解を深める貴重な機会になるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社アイム
- 住所
- 神奈川県川崎市宮前区土橋1-13-1-201
- 電話番号
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