ジャノメが革新技術を搭載した新型エレクトロプレスを発表
株式会社ジャノメは、2月3日に新たな高加圧モデル「エレクトロプレスJP5Sシリーズ」30tタイプを発売します。これは、現在好評な「JP-S2シリーズ」のハイブリッドモデルであり、先進のソフトウェア「JPシリーズ5」も搭載。これにより、コンパクトでありながら高性能を実現しています。
新型エレクトロプレスの特長
高速駆動と省エネ性能
新型エレクトロプレスJP5Sシリーズは、最高速度が従来の倍、加速度は6.7倍にも向上。この向上された性能により、短時間での作業が可能になります。また、油圧や空圧プレスと比較して、消費電力とCO2排出量は最大で87%も削減されるため、環境に配慮した作業環境を提供します。
高精度加工の実現
この機種は、高速サンプリングによる位置と荷重制御が特徴で、サンプリング間隔が0.25ミリ秒と非常に短いため、高精度の加工が実現します。その結果、安定した加工精度を維持しながら、製品の品質向上にも寄与します。
豊富な判定機能
駆動条件や停止条件を組み合わせた多彩な駆動モードを備えており、判定機能の充実により、不良品の流出を防ぐ効果も期待されます。これにより、生産ラインでの無駄を削減し、効率的な生産が可能になります。
会社概要
株式会社ジャノメは、1921年に創業し、1950年に法人化されました。主な事業は、家庭用ミシンや産業機器の製造および販売です。本社は東京都八王子市に位置し、長年にわたり業界の発展に貢献してきました。
製品の購入について
新型エレクトロプレスJP5Sシリーズの国内希望小売価格はオープン価格とされており、個別見積りとなっています。製品に関する詳細な情報やお見積もりは、公式ウェブサイトで確認することができます。
おわりに
ジャノメの新しいエレクトロプレスJP5Sシリーズは、精密加工や環境配慮を求める企業に最適なソリューションを提供します。これからの製造業に必要な革新的な技術を活用することで、より効率的で持続可能な生産が可能となるでしょう。今後の展開にも期待が高まります。