特別なリンゴジュース
2025-07-08 11:36:26

地域産品を活かし、特別な味わいを持つリンゴジュースを登場

宮城県大河原町の新しいリンゴジュース



レッドホースコーポレーション株式会社は、地域活性化を目指し、特別なリンゴジュースの開発に取り組んでいます。今回紹介するのは、宮城県大河原町産の規格外品である「こうとく」と「ふじ」を用いた、100%リンゴジュースです。地域で収穫された果実を使った商品は、ふるさと納税の返礼品としても登録されています。

大河原町だけの希少なリンゴ



大河原町には唯一の果樹園である『斎藤果樹園』があります。この園では、10種類のリンゴを栽培していますが、その中でも「こうとく」は特に希少で、希少価値から「幻のりんご」と呼ばれています。栽培が非常に難しく、通常、年に200〜300kgしか市場に出回らない為、規格外品が多く廃棄されていました。

レッドホースコーポレーションは、地域の事業者と協力し、この規格外品を買い取り、新たな収益機会を創出することを目的に、ジュース開発に踏み切りました。これは単に商品を作るだけでなく、地域農家へのサポートをも意味しています。

商品開発の経緯



ジュースの開発は、大河原町の職員からの紹介によって始まりました。果樹園が直面していた廃棄問題を解決すべく、現地を視察した後、「こうとく」と「ふじ」の規格外品を使用することが決定しました。これにより、それぞれのリンゴの特性を最大限に引き出した、100%ジュースが完成しました。

「こうとく」は、その名の通り、圧倒的な蜜の量による甘さと芳醇な香りが特徴です。一方、「ふじ」は適度な酸味とすっきりとした甘みが魅力です。これらを融合させることで、りんごジュースが生まれました。

町のイベントでの反響



商品開発の一環として、4月に開催された「おおがわら桜まつり」では、試飲販売が行われ、多くの来場者から絶賛されました。「こうとくは濃厚で少量でも満足感がある」「飲み比べるとそれぞれの良さが伝わる」との声が上がり、地域の人々の期待感が高まりました。

生産者である斎藤果樹園の方からは、「これまでは廃棄していたリンゴが商品化されることで、今後の栽培意欲が湧いてきました。」という嬉しいコメントをいただきました。

限定販売の開始とふるさと納税返礼品



今年度の製品は「こうとく」が限定約1000本、「ふじ」が2700本のみが製造され、3月から町内販売所「とんとんの丘 もちぶた館」で先行販売が始まりました。そして、5月末からは、ふるさと納税の返礼品としても登場する予定です。

「こうとくりんごジュース」は芳香と甘味、「ふじりんごジュース」はさっぱりとした味わいで、それぞれ異なる魅力があります。嗜好に合わせた選択ができるのも楽しみの一つです。

今後は、小ロットの製品やセット販売なども検討されていますので、楽しみにしたいところです。

今後の展望



レッドホースコーポレーション株式会社は、地域資源を活用した商品開発を通じて、地方活性化に寄与することを目指しています。現在、全国の50以上の自治体と協力し、様々な商品を開発しています。地域ブランドの強化や販路開拓の支援なども行い、地域の食文化を守りながら新しい「物語」を生み出しています。

地域の人々の思いと共に、特別なジュースが全国に広まり、地域の活性化につながることを期待しています。


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会社情報

会社名
レッドホースコーポレーション株式会社
住所
東京都墨田区横網1-10-5KOKUGIKAN FRONT BUILDING2階
電話番号

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