WOVN、データ管理効率化のため「Ask One」を導入
Wovn Technologies株式会社(以下WOVN)は、顧客の声を営業機会につなげるクリエイティブサーベイ株式会社の「Ask One」を導入したことを発表しました。この施策は、営業活動の効率を高めることを目的としています。
導入の背景
WOVNは「企業のグローバリゼーションをAIで加速する」というミッションのもと、多言語化AIソリューション「WOVN.io」と「WOVN.app」を提供。これにより、企業のウェブサイトやアプリを最大45言語・79地域まで対応させ、国際的な市場へのアプローチをサポートしています。しかし、日々の営業活動の中で名刺情報の管理に課題が浮上していました。特に、名刺情報の記録における形式の不一致や手作業によるデータ整備には多くの時間と労力が必要で、ナーチャリングや効果測定が難しい状況でした。
そうした課題を解決すべく、WOVNは「Ask One」の導入を決めました。これにより、データ管理が一元化され、リアルタイムでの情報更新が可能になりました。
期待される効果
「Ask One」を活用することで、以下のような効果が期待されます。
即時データ連携による商談率の向上
名刺情報とヒアリング内容が即時にデータ化され、HubSpotにリアルタイムで連携されます。これにより、展示会後のデータクレンジングが不要になり、商談率の向上に寄与します。
中長期的なナーチャリングの基盤構築
Ask Oneで作成したヒアリングフォームは、手書きの情報記入から脱却し、情報の標準化を実現します。顧客接点で得られたデータは一貫してHubSpotに送信されるため、中長期のリードナーチャリングが可能となる顧客データ基盤が整います。
大型カンファレンスでのコンテンツ活用
WOVNが定期的に行う大型カンファレンス「GLOBALIZED」では、Ask Oneの豊富な機能を活用し、診断コンテンツやクイズ、スタンプラリーなどさまざまな体験を提供。来場者の満足度をさらに高めていく方針です。
専門家の声
WOVNのマーケティング部門の責任者、北野光平氏は、「手作業でのデータ整備の課題を解決する道筋が見えたことで、スムーズな情報共有が実現しました。これにより、営業活動の効率を大幅に向上させることができました」とコメントしています。
企業概要
Wovn Technologiesは2014年に設立され、多言語化のAIソリューションを手掛けています。所在地は東京都港区南青山、彼らの公式ウェブサイトは
WOVNです。
一方で、クリエイティブサーベイ株式会社も同様のビジョンを持ち、顧客接点での営業機会を逃さないためのソリューションを提供しています。2023年も両社の協力により、さらなる展開が期待されています。