秋田ノーザンハピネッツが新たな取り組みを発表
Bリーグのプロバスケットボールクラブ、秋田ノーザンハピネッツが、全国公募を通じて「管理栄養士監修のこども食堂レシピ支援ツール」の開発パートナーを募集しています。この取り組みは、子ども食堂の献立作成をスムーズにし、寄付された食材を最大限に活用することを目的としています。秋田ノーザンハピネッツは地域に根ざした「県民球団」を目指しており、すべての子供たちが安心して過ごせる環境の構築に努めています。
こども食堂の現状と課題
こども食堂は、子どもたちに無償または低価格で食事を提供する重要な場ですが、運営にはさまざまな課題が存在します。多くの食堂では、寄付された食材の効率的な活用方法を模索しています。また、日々の献立作成には多くの時間と労力がかかり、調理スキルの属人化も問題視されています。これらの問題を解決するため、秋田ノーザンハピネッツは独自の経験と知識を基に、新たな支援ツールを開発することを決定しました。
開発する支援ツールの概要
開発するツールは、管理栄養士の監修を受けた「こども食堂レシピ支援ツール」で、主に以下の機能を実現することを目指しています:
- - AIによるメニュー自動提案: こども食堂に寄付された食材をシステムに入力すると、AIがそれらを最適に組み合わせ、栄養バランスや子どもたちの嗜好を考慮した献立やレシピを即座に提案します。
- - 知見の集積と学習機能: 管理栄養士の専門的な知識や全国のこども食堂から得た調理実績をデータとして集積し、AIが学習することで提案の精度を向上させます。
- - 簡単レシピ検索機能: 季節の食材やアレルギー対応、短時間調理など、現場のニーズに応じた条件でレシピを簡単に検索できる機能を搭載します。
募集要項
応募対象
- - 管理栄養士監修のこども食堂レシピ支援ツールの開発・構築
助成金
応募資格
- - 上記機能を実現するシステムの開発実績がある法人・団体
- - AI技術、データベース構築、UI/UXデザインの知見を持つ事業者
選考基準
- - 本事業の趣旨やビジョンへの共感度
- - 開発実績や技術力
- - 企画提案の実現性、革新性、持続可能性
- - 将来的な全国展開への拡張性
公募スケジュール
- - 公募開始日: 2025年11月14日(金)
- - 応募締切日: 2026年1月10日(土)
- - 選定期間: 2026年1月11日(日)~1月20日(火)
- - 実証期間: 2026年2月~12月
お問い合わせ
秋田ノーザンハピネッツ株式会社
電話: 018-835-5582
メール:
[email protected]
住所: 秋田県秋田市中通七丁目1番2-3号 秋田ノーザンゲートスクエア2F
このプロジェクトを通じて、秋田から全国のこども食堂に向けた持続可能な支援プラットフォームが実現されることが期待されます。ぜひ、関心のある方々は応募を検討してみてはいかがでしょうか。