週休3日制で収益UP
2023-02-28 12:50:14
完全週休3日制導入で企業収益増加!TRASP社の成功事例と働き方改革
完全週休3日制導入で企業収益増加!TRASP社の成功事例と働き方改革
東京都にあるTRASP株式会社は、2023年3月より3ヶ月間、制作部社員を対象に完全週休3日制の試験導入を行いました。その結果、企業収益の増加と従業員の働き方への好影響という、大きな成果を収めました。本記事では、TRASP社の取り組みとその成功事例を詳しく紹介します。
完全週休3日制の概要
試験導入された完全週休3日制は、毎週月曜日または金曜日のどちらかを休みとするものでした。担当業務によって曜日は異なり、給与に変更はありませんでした。1日の勤務時間は8.5時間から9.3時間に増加しましたが、これは、休日の2日分の労働時間を他の平日に振り分けた結果です。年間休日は従来の147日から157日に増加し、大型連休のある月は隔週週休3日制とすることで、年間休日のバランス調整を行いました。
完全週休3日制導入の背景
TRASP社は、以前からフレックスタイム制やリモートワークなどを導入し、従業員のワークライフバランス向上に力を入れてきました。2021年4月には週休3日制を導入し、年間休日を147日に増加させています。今回の完全週休3日制導入は、さらなるワークライフバランスの改善と生産性向上を目指した取り組みです。
当初は、営業日数の減少による顧客満足度低下や作業スピードの低下が懸念されましたが、徹底したスケジュール管理と業務効率化によって、これらの懸念は払拭されました。結果として、従業員のパフォーマンス向上、オフィス雰囲気の改善、仕事の効率アップ、会社全体の生産性向上、そして収益の大幅な上昇という、ポジティブな結果に繋がりました。
成功の秘訣
完全週休3日制導入が成功した要因の一つに、社員の給与水準や待遇、責任範囲、目標を一切変えなかったことが挙げられます。これにより、社員はより一層効率化やスケジュール管理を意識するようになり、生産性向上に貢献しました。
また、急拡大・急成長に対応するため、業務を分業化した組織づくり、誰でもできる作業のマニュアル化、管理業務の業務委託など、社員が新規事業や新しい業務に集中できる環境づくりも成功の鍵となりました。完全週休3日制導入にあたっては、社員全員が同日に休むのではなく、担当業務によって休日に曜日を分けることで、稼働日数は週5日変わらず維持しています。さらに、業務のマニュアル化を進め、属人化を回避することで、円滑な業務運営を実現しました。
従業員満足度向上による企業成長
TRASP社は、完全週休3日制以外にも、テレワーク勤務やフレックスタイム制を導入しており、社員が自由に働ける環境を提供しています。多様なライフプランを持つ従業員が働きやすい環境を整えることで、業務効率化や属人化の見直しを促し、誰もが休みやすく働きやすい環境を実現しています。
まとめ
TRASP社の完全週休3日制導入は、単なる休日増加策ではなく、従業員満足度向上と企業収益増加の両立を目指す、先進的な働き方改革の一例と言えるでしょう。その成功事例は、多くの企業にとって参考となる貴重な経験です。今後、TRASP社がどのような働き方改革を進めていくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
TRASP株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22御堂筋フロントタワー 8階
- 電話番号
-
06-6136-5442