廃棄物削減の未来を切り開く!ノルウェー発の革新的アップサイクル技術「MycoPrime™」が日本上陸
ノルウェーに拠点を置く発酵科学企業Norwegian Mycelium社が開発したアップサイクルソリューション「MycoPrime™」が、日本市場に本格進出を果たしました。日本法人であるNoMy Japan株式会社(北海道札幌市)が、食品業界の副産物を活用した同社の革新的技術を、日本全国に展開していきます。
「MycoPrime™」とは?
「MycoPrime™」は、データサイエンス、発酵技術、そして人工知能を融合させた、画期的なアップサイクルサービスです。食品業界から排出される副産物を有効活用することで、廃棄物の削減、CO2排出量の抑制、そして水のリサイクルに貢献します。企業は原材料の最適な利用法を見出し、環境負荷を軽減しながら、新たな収益源を生み出すことができるのです。
強力なパートナーシップ
NoMy Japanは、日本最大の甜菜糖製造業者である日本甜菜製糖株式会社や、JAアクセラレーターなど、業界をリードする企業との戦略的パートナーシップを締結。これらの連携により、「MycoPrime™」の普及が加速すると期待されています。JAアクセラレーターのデモデイ(東京・札幌)では、正式発表が行われ、大きな注目を集めました。
NoMy Japan代表取締役 David Andrew Quist氏のコメント
NoMy Japanの代表取締役であるDavid Andrew Quist氏は、「MycoPrime™は、持続可能なアップサイクルソリューションに対する世界的なニーズに応えるものです。食品産業における副産物のアップサイクルにおいて、トップクラスのソリューションプロバイダーとなるべく、サービス拡大を目指します。」と、今後の事業展開への強い意気込みを語りました。
Norwegian Mycelium CEO Ingrid Dynna氏のコメント
Norwegian Mycelium社のCEOであるIngrid Dynna氏は、「MycoPrime™のローンチと日本企業との提携は、当社が菌類ベースの環境に優しいソリューション市場をリードする体制が整ったことを意味します。日本の食料供給網の回復力強化に貢献できると確信しています。」と述べ、日本市場への進出に大きな期待を寄せています。
GX市場への貢献
NoMy Japanは、「MycoPrime™」を通じて、他のマイコプロテイン企業とは一線を画すGX市場(グリーン・トランスフォーメーション市場)の創出に貢献することを目指しています。拡張性とライセンス供与が可能なエンド・ツーエンドのアップサイクルサービスという特徴は、同社の大きな強みとなっています。
今後の展望
「MycoPrime™」は、日本の食品業界における廃棄物問題の解決に大きく貢献するだけでなく、持続可能な社会の実現に貢献する革新技術として、今後の展開が注目されます。あぐラボYouTubeチャンネルでは、アクセラレーターでの発表内容を視聴することができます。
Norwegian Mycelium社について
Norwegian Mycelium社は、ノルウェー・オスロに拠点を置く発酵科学企業です。持続可能な菌類ベースのソリューションの開発に注力し、廃棄物を高付加価値な資源に変換する革新的な技術を提供しています。