佐賀県みやき町のふるさと納税新プロジェクト
佐賀県みやき町が、「ふるなび」を通じて2つの新たなクラウドファンディングプロジェクトに対する寄附受付を開始しました。これらは地元企業によるイノベーションであり、地域活性化にもつながる取り組みです。ここでは、各プロジェクトの詳細を深堀りしていきます。
プロジェクト①: お米の新しい保存技術「#Nフレッシュ」
まずご紹介するのは、大塚米穀店が手掛ける「Nフレッシュパッケージ」です。このプロジェクトの特長は、従来の真空包装に代わり、袋内の空気を窒素に置き換えることによってお米の鮮度を保つ技術です。これにより、精米後30日が基本とされるお米の美味しさを、未開封で最大1年間享受できるようになります。さらに、防虫作用や抗酸化効果を持ち、熟成や劣化を防いでくれます。
家庭での備蓄用のお米としても最適で、冷蔵保存が不要な点も大きな魅力です。このプロジェクトは、フードロス削減を叶えると同時に、「お米本来の美味しさ」を新たな形で届けることを目指しています。寄附金は、Nフレッシュパッケージの開発費用に充てられます。
プロジェクト②: 佐賀の食肉を全国へ広める
続いては、大黒物産株式会社が展開する食肉製造工場の建設プロジェクトです。こちらは、佐賀県産の美味しい食材を全国に届けるための取り組みで、特に佐賀牛を使用したハンバーグが主な商品となります。
大黒物産は、うなぎの蒲焼で知られる企業で、今回は牛肉を主体にした新たなブランドを展開します。デミグラスソースにうなぎのタレを加え、独特の風味を楽しめるハンバーグを提供する予定です。ジェットオーブンの導入により、大量生産が可能となり、一日に約8,000個の製造が実現します。
このプロジェクトでは、いただいた寄附金を工場建設に充て、さらなる品質の向上や新商品の開発も計画しています。家庭での夕食に笑顔を届けたいという思いが込められています。
みやき町とは
佐賀県みやき町は、東部に位置し、豊かな自然に囲まれた地域です。九州の穀倉地帯にあり、新鮮な食材が豊富に収穫されることで知られています。鰻や霜降り牛肉「佐賀牛」など、地域の美味を生かしたプロジェクトが多岐にわたります。
ふるさと納税「ふるなび」について
ふるさと納税のプラットフォーム「ふるなび」は、地域活性化を目指し、全国の市町村への寄附を通じて地方創生を支援しています。寄附者に対しては、独自のポイント制度を提供しており、Amazonギフト券やPayPay残高など、さまざまな形で還元するサービスも充実しています。
今回のプロジェクトも、「ふるなび」を通じてさらなる地域の魅力を発信していくことを目指します。