上野動物園で愛されてきたジャイアントパンダのシャオシャオとレイレイが、2021年6月に誕生し、早や4歳となった二頭は、このたび中国・四川省成都へと返還されることになりました。これは、動物輸送のパイオニアである阪急阪神エクスプレスが手配したもので、十分な準備とサポートのもとで行われました。年月を重ねた成果が、二頭の新たな旅立ちを支えました。
2024年1月27日火曜日、物語の幕は開かれました。当日の午前中、シャオシャオとレイレイは、慣れ親しんだ上野動物園の園舎から専用の輸送箱に移動。緊張感が漂う中、彼らは阪急阪神エクスプレスの準備した特別な車両に積まれ、13時30分に上野動物園を出発しました。だんだんと彼らの新しい冒険が近づくのです。
輸送車は一路、成田国際空港に向かいました。15時00分に到着した後、爆発物検査を経て、無事に輸出通関を終えました。その後、輸送機材に換装され、中国・四川航空のチャーター機への搭載が行われました。シャオシャオとレイレイの輸送中には、上野動物園の飼育担当者と、中国からの専門家たちも同行し、彼らの安全を見守りました。
定刻通り20時00分、飛行機は成都へ向けて出発しました。運航中の旅路は長く、未知なる土地への期待と不安が交錯する瞬間でもありました。しかし、28日未明に無事、成都空港に到着し、中国側の手続きを経て、ついに彼らは新たな居場所となる中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安基地に到着しました。これにより、二頭は新たな生活をスタートさせることに。
阪急阪神エクスプレスは、これまでも数多くの動物たちの輸送を手掛けてきた経験と実績を基に、動物の型に特化した輸送サービスを提供しています。繁殖プロジェクトへの支援、絶滅危惧種の保護、生物多様性の保全に貢献することが、彼らの使命です。
今回のシャオシャオとレイレイの中国への旅立ちは、ただの移送ではありません。二頭が新たな環境で健康に過ごし、繁殖プロジェクトの重要な一翼を担うことを期待されているのです。また、このプロジェクトを通じて、日本と中国の動物愛護活動の架け橋ともなることでしょう。動物たちの未来がどのように展開されるのか、期待が高まります。
阪急阪神エクスプレスは、今後もこのような使命感を持って活動を続け、動物たちのために全力を尽くす所存です。ジャイアントパンダの愛らしさとその存在が、一人でも多くの人々に愛され続けることを願ってやみません。