ツナグコトが進める留学生支援プロジェクト
一般社団法人ツナグコトは、2017年10月に設立以来、日本で就職希望の留学生と企業をつなぐ活動に注力しています。特に、ベトナム人留学生を対象にした「留学生戦力化プロジェクト」を展開し、近年注目を集めています。
このプロジェクトは、国内の人口減少、空き家問題、外国人材の受け入れを背景に立ち上げられました。特に、留学生の日本企業への就職率が全体の3割程度に留まっている現状を憂い、コミュニケーションの壁を取り除こうとしています。日本特有の文化や生活習慣を理解するためのシェアハウス事業も展開し、実際に日本人との共同生活を通じて、それらを学ぶ機会を提供しています。
留学生と企業の架け橋
名古屋工業大学で行われた交流会では、留学生と企業の関係を深めるための意見交換が行われました。この場で、留学生が自身の経験や希望をPRし、企業側からも熱心にアドバイスを受ける形式で進行されました。こうした活動を通じて、日本企業が求める人材と留学生が目指すキャリアとのギャップを埋めることが目指されています。
日本の就業文化を理解する
シェアハウス事業では、日本人とともに生活をしながら、日常生活の基本的なルールやマナーを学ぶことができます。留学生は、日本企業で受け入れられる前に求められる日本特有のコミュニケーションスタイルやビジネスマナーを身につけることができます。このような取り組みが、留学生が日本の労働市場で成功を収める助けとなります。
ネットワークの拡大
さらに、ツナグコトは留学生ネットワークを広げる計画も進めています。企業との連携を強化し、インターンシップや採用支援などの事業を通じて、留学生にさらなるチャンスを提供することを目指しています。この取り組みが進むことで、将来的には日本で活躍する留学生の数が増えることが期待されています。
結びに
一般社団法人ツナグコトは、異文化コミュニケーションの促進と留学生の就労支援を中心に活動しています。今後も引き続き、日本での留学生の活躍をサポートしていくことでしょう。興味のある方は、是非彼らの活動をチェックしてみてください。
もっと詳しく知りたい方は、
ツナグコトの公式HPを訪れてみてはいかがでしょうか。