くら寿司が受賞
2025-12-10 13:04:39

くら寿司の万博プロジェクトがPRアワード2025でブロンズ受賞

くら寿司、万博プロジェクトで新たな寿司文化を提案



2025年に大阪で開催される国際万博を見据え、くら寿司株式会社は新たなプロジェクトを展開しています。このプロジェクト、名付けて「回転レーンで世界つなぐ―70カ国の料理が巡る、「回転すし、魅力最・再訴求」万博プロジェクト」が、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワード2025」でブロンズ賞を受賞しました。

この取り組みは、日本が誇る回転寿司を世界に発信するものであり、1970年の大阪万博で誕生したこの食文化を再評価する機会ともなっています。しかし、国内外での寿司文化の変遷や食習慣の多様化により、従来の回転寿司スタイルは影を潜めがちです。特に海外では、回転寿司自体の認知が低く、その独自のスタイルを広める必要があるのです。

プロジェクトの概要



くら寿司は、2025年の万博に向けて史上最大規模の店舗を出店し、回転レーンを活用した新しい体験を提供します。このレーンでは、70カ国から集まる代表料理が回転し、訪れる人々に驚きと感動を提供します。新しい料理の選び方として、直感的に選ぶ楽しさを復活させる試みでもあります。

プロジェクトでは、各国の文化や味を反映した料理の開発が行われるだけでなく、実際に各国の大使館と連携してメニューの監修を受けるという丁寧なプロセスがとられました。このようにして、各国大使館が認めた料理として、本格的な味わいを追求しています。

受賞の背景



「PRアワード2025」は、多様なPR活動の中で特に優れた事例を表彰し、業界全体の技術向上や認知度向上を図るための賞です。くら寿司と電通PRコンサルティングの共同プロジェクトがこのような評価を受けたのは、その戦略の斬新さと国際的な広がりのあるアプローチが認められたからでしょう。

実際に、プロジェクトが始動してからは、多くのメディアに取り上げられるなど、大きな話題となりました。2024年9月からは、万博開幕前に「味の万国博覧会」と題した企画もスタートし、国内外での認知拡大に寄与しています。

将来への展望



この一連の取り組みによって、くら寿司は回転寿司の新しい価値を国内外に再提示し、持続可能な食文化を創造することを目指しています。万博終了後も、このプロジェクトの影響が続くことが期待されており、閉幕後のレガシー創出にも力を入れたいとのことです。

企業としての本業だけでなく、文化発信の重要性を認識し、グローバルな視点での発展を見据えるくら寿司。これからどのように進化していくのか、注目が集まります。また、くら寿司のこのプロジェクトに関わる全ての人々の努力が、さらなる成功を導いていくことでしょう。


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会社情報

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電通PRコンサルティング
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