3D住宅CAD「Walk in home 2024」とは
株式会社DTSが新たに発売した「Walk in home 2024」は、最新の3D住宅CADで、設計プロセスの効率と精度を飛躍的に向上させる新機能が多数追加されています。9月27日から販売が開始されたこのソフトは、多様な業務を手がける設計者たちにとって、まさに革命的なツールとなることでしょう。
構造計算CADの新機能
本バージョンの大きな特長の一つは、「許容応力度計算オプション Version 3.0」です。この新機能を使用すると、設計から構造計算まで一貫して行えるため、作業効率が格段に上がります。特に、自動で建物の強度や耐震性を評価することが可能となり、安全性の確認がより効率的になりました。これにより、設計者はより多くの時間を創造的な作業に振り向けることができます。
新しいサブスクリプションサービス
加えて、クラウド環境でのデータ管理を実現する「Walk in home 物件管理WEB」や、スマートフォンやタブレットでデータを表示・編集できる「Walk in home 360x」の提供も始まりました。これらのサービスによって、遠隔地でのデータ共有が容易になり、プレゼンテーションや設計業務が一層スムーズになります。
Walk in home 物件管理WEB
この新しい機能は、CADデータをセキュアにクラウドに保存・管理・編集できるプラットフォームです。また、業務の効率向上やコスト削減にも寄与します。クラウドストレージの活用によって、物件データへのアクセスが自由になり、リモートワークにも最適です。
Walk in home 360x
スマートフォンやタブレットからもCADデータにアクセスできる「Walk in home 360x」も注目です。AR(拡張現実)機能を搭載し、ユーザーは物件と周囲の背景を合成して視覚的に確認できるほか、素材のワンタッチ変更など直感的な操作が可能となっています。これにより、現場でのデザイン確認作業が楽になります。
建築基準法改正に対応した新機能
2025年度に予定されている建築基準法改正に備えた機能も追加されており、壁量基準の見直しや設計支援ツールの新機能も用意されています。これにより、設計者は法律に基づいた設計をより簡単に行うことができ、安心してプロジェクトを進められます。
まとめ
「Walk in home 2024」は、ハウスメーカーや工務店など様々な業者に向けての設計支援を大きく後押しする革新的なツールです。2000年から愛用され続ける「Walk in home」シリーズは、特に設計業務の効率化とコスト削減を実現し、業界のニーズに応えています。これからの建築設計において、この3D住宅CADは欠かせない存在となることでしょう。
この革新的なツールについてさらに詳しく知りたい方は、公式サイト(https://walk-in-home.com/)をご覧ください。販売は全国の代理店を通じて行われており、価格はオープン価格となっています。ぜひ新しい設計方法を体験してみてください。